【ワーケーションレポート】星の降る里・北海道芦別市(後編)
こんにちは!
Smart相談室 CSの温井美里(ぬくいみさと)です。
今回は、北海道芦別市の【ワーケーションレポート】後編です!
前編では、このプログラムの主旨や芦別市についての概要、1日目〜2日目の過ごし方までをご紹介したので、
後編は3日目〜4日目までの過ごし方と、このワーケーションで得た学びや自分にとってどんな影響を与えてくれたのかをご紹介していこうと思います!😊
↓前編はこちら↓
体験談(3日目〜4日目)
3日目(10/7金)
■朝:各自朝食・自由時間
3日目の朝も朝食前にお散歩…ということで、宿泊先のスターライトホテルからレンタカーで約30分の場所にある「三段滝」を見に行くところから1日がスタート。
マイナスイオンを直で浴びているかのような爽快感で眠気が吹っ飛びます!
■9:30〜:芦別市イノベーター案内による紅葉トレッキング
3日目のアクティビティはトレッキング。
普段立ち入ることのできない山道を、アシベンチャーズ(芦別市をPRするYouTuber集団)の方々に案内していただきました!
■12:00〜:各自昼食・ワーク体験・自由観光
午後からは参加者各自で仕事をしたり、観光したり。
街中の喫茶店、図書館、道の駅など様々な場所でお仕事をさせてもらえました。
気分転換にお気に入りのワークスペースを新規開拓するも良し、
ホテルに戻ってお部屋や広いフリースペースで仕事をするも良し。
3日目は別の宿泊施設に移動だったため、夕食の前に荷物の移動を済ませ…
■19:00〜:夕食(市内飲食店選択プログラム)
この日の夕食はホテル飯ではなく、地元のお店巡りをしました。
事前に、今回のワーケーション企画に協力してくださった3店舗のPR動画を見せていただき、好きなお店を選択できるプログラムだったのですが、とても1つには絞れず…!
せっかくならと3店舗すべてに足を運びました笑
1店舗目の『味のいさ美』さんは、新鮮なお刺身や長年漬け込んだ秘伝のタレで味付けした豚串がとても美味しかったのですが…
なんと、こんなに大きな採れたて舞茸が…!!
この天然舞茸の天ぷらが美味しすぎて…これは食べた人の舞茸観がサクッと変わってしまう逸品でした!
帰り際、店主の方が狩られた鹿の角で作ったストラップをプレゼントしてくれ、思い出の1つになりました!
後ろに2店舗控えていたので長居はできなかったけどもっと滞在したかったなと思うお店です…!!
2軒目は『ホルモン・焼き肉 三千里』さん。
名物のホルモンと豚サガリの焼き肉を日本酒でいただく至福の時…。
他の参加者から「ここのお味噌汁はオススメです!」と聞いて注文したら…
なんと卵スープのようにフワッフワなお味噌汁が出てきました!
閉店間際までいたのですが、最後に芦別市のおすすめの観光地を教えてくださったりと、ご家族ぐるみで非常にあたたかい対応をしてくださり、ほっこり😊
3軒目は『旬菜工房 魚魯魚魯』さん。
カウンターも半個室なお部屋もあり、店内はモダンで素敵な雰囲気。
このあたりではもう酔っ払っていて記憶が朧げなのですが(ごめんなさい)、魚魯魚魯ごぼうを焼酎でいただきました!
香ばしくてサクサクで、何より「こんな量で出てくる!?」って量のごぼうが出てきてテンション上がりました笑
(これはこの旅で気づいたことなのですが、北海道、なんか食べ物の量多くないですか…???天国)
お腹が空いてたら、名物のお鍋も食べたかったな〜。
3店舗目を出た時間はもう深夜23時…笑
どのお店もそのお店ならではの良さがあり、芦別市の方々のあたたかみを存分に感じながら帰路についた、とても良い夜の旅で1日を締めくくりました🌃✨
4日目(10/8土)
■朝:各自朝食〜自由時間
4日目の朝は猿山に行こうと思っていたのですが、仕事に遊びに全力の3日間を過ごしたからか全く起きられず…!😅
■9:00〜:ワークショップ
参加者全員で、今回のワーケーション企画や芦別市のこれからについて考えるワークショップを行いました。
2チームに分かれ、芦別市でワーケーションをするメリットや、最適なターゲット層、どうしたらもっと芦別市に人が来てくれるのかなどなどディスカッションをする時間。
芦別市役所の職員さんも来てくださり、私たちのようなポッと出の参加者による完全なる素人目線での意見や感想にも、本当に真摯に頷きながら聞いてくださる姿がとても印象的でした😢
この方々が市を運営されているから、芦別市はこんなに平和なんだな〜と…。
■12:00〜:各自昼食
芦別市の旅の最後は、『新宝来軒』のガタタンラーメンとザンギで締めくくりました!
とても美味しかったのですが、もうしばらくガタタンに会えないのかと思うとすごく少し寂しい気持ちに…😢
滞在中に3~4種類のガタタンを食べましたが、お店によって味が全然違うのも面白みの1つ!芦別市に行ったときはぜひご賞味ください!!
■13:00〜:福祉センターからジャンボタクシーで新千歳空港へ
これで今回の旅は終わり。
また会いましょうと手を振り合い、バスに乗り、芦別市を後にするのでした。
みんなで一緒に過ごしたこの4日間、まるでデジモンワールドで共に旅をしてきた仲間達と離れるような寂寥感…。(伝われ)
後日談
実は解散して1ヶ月経った頃、
芦別市のワーケーションに参加したメンバーを弊社オフィスにお誘いして「芦別市を振り返る会」と題して飲み会を開きました🤗
東京に戻ってからも、ワーケーションで繋がった方々との交流が続いていて本当に嬉しく思います。またやりましょう!!✨
ワーケーションの効果
ここまで長々と体験談を読んでくださった方…ありがとうございます!!🙇
前置きがとっても長くなってしまったのですが、ここからはこの貴重な4日間を通して、ワーケーション体験で感じた効果をまとめていきます。
私が感じたことは主に以下の4点でした。
①気分転換や心のデトックスに、イイ。
②未知の体験や新たな繋がりの創出に、イイ。
③チームビルディングに、イイ。
④新しい働き方の提唱に、イイ。
①気分転換や心のデトックスに、イイ。
仕事環境を変えることによる業務へのベネフィットは意外にも大きいかもしれないと感じました。
正直、ネットの回線速度が遅かったり、モニター等の備品が不十分だったり、慣れない場所での業務は仕事環境としては完璧ではないかもしれません。しかし、少しの不便があるからこそ普段やらないことや考えないことを考えたりして、それが逆に刺激になりました。
新たなアイデアを出したり、0からものを形作ったり、クリエイティビティの高い業務には向いているかもしれません。
普段味わえない景色を楽しんだり、気分転換しながら業務にあたることでストレスも緩和できますし、集中している時間の業務効率はむしろ良かった気がします。
また、日々の変わらない業務や日常風景に嫌気が差してしまった人や、目まぐるしい社会の中で心が疲弊してしまった人にはきっと、良い心のデトックスにもなるな〜と思いました。
そう考えると、ワーケーションの制度は企業の福利厚生の1つとして非常に有効かもしれませんね!
②未知の体験や新たな繋がりの創出に、イイ。
こういったワーケーションプログラムではアクティビティがセットになっていることも多いですが、プライベートでは絶対に行かないだろうな…やらないだろうな…ということに半強制的にチャレンジできるのも魅力の1つです。
「普段やらないことをやることの、何がいいの???」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、こればっかりはぜひ体感して味わっていただきたいです…!!
普段の自分だったら絶対に見向きもしなかったようなことに、いつの間にか興味を持って楽しんでいる自分に気づいたり、やったことないことをやってみることに心躍らせている胸の鼓動や、自分自身も知らなかった未知なる自分と遭遇する楽しみを…ぜひアハ体験してください!!
また、社外の方々との交流ができ、今後のリレーションを築けることも非常に良かったです。
地元の方々やワーケーションの参加者など、普段自分が交流しているコミュニティとは別世界で過ごしている方々と関われることは、大きな財産になります。
現に今でも、ワーケーションを機に知り合った方々とは、仕事を通して、あるいはプライベートを通して、交流が続いており、良い刺激をもらっています😊
③チームビルディングに、イイ。
今回は同じ会社の同じチームのメンバーのみで参加したわけではありませんでしたが、社外の方々との体験でここまで仲良くなれたのなら、もっと社内でやってみたら良いのでは…!と、純粋に思いました。
最近は世の事情的にリモート入社の方も多く、「同じチームで働いていてもコミュニケーションが不足している」「気兼ねなく話せる関係性を構築するまでに時間がかかる(キッカケがない)」「チームビルディングに何したら良いのか分からない」と悩む方もいらっしゃいます。
困難や楽しみ、非日常を共に過ごすと、なぜかグッと距離が近くなったりしますよね。
時間もたっぷりとれるので、普段語り合えないような、自分の仕事観や会社や事業に対して思うことを熱く語り合う時間にしても良いかもしれません。
(※もちろん、このような取り組みが合う/合わない は個人の感じ方や社風によっても変わってくるかと思います)
でもとにかく私個人は、今回のワーケーションに参加して「Smart相談室メンバーで合宿してぇぇぇ〜!!!」と、猛烈に思うようになりました笑
④新しい働き方の提唱に、イイ。
これは個人というより企業側のメリットになるかもしれませんが、こういった制度を福利厚生に取り入れると企業ブランディングにもなると思いました。
現代の日本の労働環境には、「働き手の不足」や「価値観の変容」から大きな変化を求められています。
2030年には600万人を超える人手不足が発生すると言われ、まさに今、各社、一人一人の生産性向上や多様な働き手の確保、その受け入れを求められている時代です。
従業員側にもメリットがあるのであれば、そういった時代の流れに上手く乗っている企業としてPRするには持って来いの制度ではないかなと感じました。
まとめ:芦別市ワーケーションが私の人生に与えてくれたもの
東京に戻ったその日に、羽田空港からモノレールに乗り、山手線に乗り換え人が混み合う雑踏の中を歩いて渋谷に向かう道中、不思議な感覚に陥りました。
なんだか、「今までなんでもあると思っていたのが東京だったのに、芦別市にあったものがここには何一つない気がする」という感覚になったのです。
突如虚無感というか、寂しいような、不思議な感覚に陥りました。
あの感覚が何だったのか未だ言語化が難しいのですが、明確にこれ!とは示せないけど、芦別市にはあって東京にはない「何か」が、きっとたくさんあったのだと思います。
それは何も、名物や観光地というような目に見える表面的なものではなく、「心地よさ」「自然の空気」「まったり感」「その環境の中で過ごして心がデトックスされている感覚」「支援してくださった方々のあたたかさ」など、心で感じる部分だったのかな、だから言語化が難しいのかなと今では思っています。
ちょっとエモエモしい感想になってしまうのですが…
この体験を通して改めて、目に見えるものが全てなのではなく、生きる上で大切なのは「自分の心がどう感じているのか」なんじゃないかなと思うようになりました。
何かに迷ったり心が疲れてしまったときは、一旦深呼吸をして目を閉じて、芦別市のゆったりとした日々を思い出しながら、自分の心が何によってすり減らされているのか、あるいは何にときめいているのか、じっくり感じてみようと思います!
また、普段生活しているだけでは絶対にやらないようなこと(カヤックや雲海、トレッキングなど)を思う存分楽しめたことで、芦別市に来たおかげで新しいことに挑戦する楽しみを肌で感じることもできました。
これからは人生の中で、やったことないことをやったり、行ったことがないところに行ったり、そういう体験をもっとしたい!という、とても前向きな気持ちになれた4日間でした!😄
ということで、たくさんのイイことがあったワーケーション。
ご体感できる方にはぜひ挑戦してみていただきたいです!
そして…Smart相談室では、全国各地、勤務場所は問いません!
“従業員の「モヤモヤ」を解消し、日本の生産性を向上させる”をミッションに掲げる弊社では、従業員の働きやすさにもフォーカスを当てながら組織運営を進めています。
オフィスは東京にありますが、最近では東京だけでなく名古屋や大阪在住のメンバーも増えてきて、ワーケーションだってやろうと思えばいくらでもできちゃいます!👍笑
これを機に、興味を持ってくださった方はぜひ1度 採用ページを覗いてみてくださいね!😊