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【相談者さまの声】 「自分を責める私」がSmart相談室で出会った「新しい私」

Smart相談室CEOの藤田です。「何でも相談してイイよ」、「調子が悪くなくても相談してイイよ」が広がり、Smart相談室は、さまざまな場面でご活用いただけるようになってきました。その中には、我々サービス提供側が勇気をいただけるものも多くあります。また、その場面に共感いただき、自分も同じような境遇で救われた、という相談者さまも多くおられます。
今回は、そんな相談者さまの事例をご紹介するnoteの第二回目です。なんとも言えないご自身のお気持ちを、コーチングのアプローチを通して、理解された方のお話です。
Smart相談室からは、カウンセラー事務局のまゆこさん、代表の藤田が参加して、そのインタビュー内容を記事としてお届けさせていただきます。


自分でもわからない、上司にも相談できない感情との出会い

(藤田)Smart相談室を利用し始めたきっかけを教えてください。

(相談者さま)入社して一年経ったぐらいのタイミングでなんかこう言葉にできないような感情かつ、自分でもよくわからないものに対して悩む場面があって、なかなか上司にも相談できることではないなと思うようになったんですね。それで、その状態を改善したいなぁと思ってSmart相談室のセッションを予約したんです。

(藤田)その時って調子が悪かったんですか?

(相談者さま)いいえ。(笑)調子が悪いというよりは、一言で言うと「なんで私ってこんなダメなんだろう」って思うような感じです。入社してすぐだったらいいんですが、一年経って、私よりも後から入社される方もいて、そんな中で、ふと「自分ってすごい仕事できないんだな」って感じてしまって、それを誰に、どう相談したらいいのかもわからなかった感じですね。

(藤田)その時は、お医者さんに行く感じじゃなかったんですか?

(相談者さま)お医者さんではなかったですね。もちろん心の中でモヤモヤはあって、なんだか晴れない気分はあったものの、眠れないとか、お腹が痛いとか、そういう感じではなかったですからね。あと、お医者さんはハードル高いなぁって思います。(笑)
私の場合は、明確に仕事についてなんですね。「仕事ができない」って感じてました。あと、あの周りの人が原因ではない、ってこともわかっていました。一緒に働いてる人は最高だし、お客さまに感謝していただけてるし、上司も上手くマネジメントしてくれます。
自分が勝手に人と比較して、勝手に落ち込んでいると言う感じでしたね。自分が進化してない、前進してない感じがする。過去の自分と比較して進めてない感じがなんかするなぁって。
評価が悪いとか誰かからめっちゃ指摘されたとかそういうことでもないわけです。むしろ周りは、「よく頑張ってるよ」とか「そんなことないよ」と言ってくれて嬉しかったです。結局、自分のモヤモヤを自分でも言語化できないんだなぁって思ってました。

よくわかんなかったけどカウンセリングではないかなと・・・

(藤田)それで、この状態はコーチングだ!って思って申し込んだんですか?

(相談者さま)いえ、カウンセリングとかコーチングとかよくわかんなくて、とりあえず申し込んでみるかと。当時は、そこまでちゃんと両者の違いを認識してなくて、とりあえず話を聞いてくれる方に申し込もうと思ってました。
申込み画面で、何回コースでコーチングみたいな選択肢があって、多分これかな?くらいの感覚で選択しました。その時点で、カウンセリングは選ばなかったですね。カウンセリングではないかな、と思ってました。とはいえ、コーチングも、あんまり知らないで申し込んだんです・・・。
けど、一回目のセッションで、コーチングについて教えてもらったんですよね。それで、あぁ、私が求めてるのって多分コーチングだなぁと直感的に理解しました。私みたいに、自分自身が自分の状況を理解していなくても上手くリードしてくれるのはSmart相談室の良いところですよね。

必要な時に、コーチを選んで利用するようになった

(藤田)現在も利用されているんですか?

(相談者さま)必要な時に、断続的に使っている感じですね。私の場合は、何かあった時に使うようにしていて、使う時は3−4回が1セットになっている感じですね。複数回のセッションで徐々に言語化したり、整理したりしながら、気づきだったり、自分の行動変容に繋げていっている感じですね。

(藤田)いつも同じコーチですか?

(相談者さま)結構バラバラです。(笑)意図してバラバラにしていますね。コーチの皆さんはそれぞれその時その時でベストだったなって思ってるんですけど、いろんな人の話を聞けるのがいいなって思いもあって、なんかあえて同じ人にはしてないですね。

(藤田)もし有料だったら利用しますか?

(相談者さま)今だったら、有料でもやりますね。最初、有料だとやらなかったと思います。コーチング自体を知らないし、使う前から、今の感覚を理解するのって難しいでしょうね。

(藤田)すごい、コーチングを使いこなしてる感じですね。

第三者の視点で第三の選択肢を引き出してくれる

(藤田)今、振り返って、相談先が上司だとダメだったと思いますか?

(相談者さま)バイアスがかからなければ上司でもいいんですが、バイアスがかからないように会話できるような上司って多くはないですよね。(笑)結果、やっぱり上司だと難しいんだと思います。
具体的に言うと、評価ですよね。評価に関わらない相手じゃないとなかなかネガティブなことだったり、自分の本音を話しにくいですよね。Smart相談室のコーチングは、評価に影響がないっていうが心理的安全性に繋がっていると思います。
Smart相談室のコーチは利害関係なく私の状況を良くしてくれようとしているのを感じますね。客観的な目で見たときの私を受け入れてくれている気がします。会社としての答えではなく、私自身の進む道が明確になる感じがしますね。
私と普段向き合ってない人だからこそ第三者の視点で第三の選択肢みたいなものを引き出してくれますよね。

自分でまとめられないからモヤモヤしてるんですよ

(相談者さま)Smart相談室は、自分の考えをまとめなくても、話して良いし、話を聞いてくれますよね。これは会社の中ではなかなかできないです(笑)
まとまらない状態で会社の人に持っていくのは申し訳ないなと思いますし、まとめなきゃいけないと思っちゃう。でも、自分じゃまとめられないんですよ。なので、会社内では、ずっと相談できないみたいなのが続いてたんですが、そこで外部の方に相談できるっていうのはすごい良い選択肢だったと思います。ありがとうございます。

自分で気づいた方が成長している

(藤田)コーチングによる気づきで成長されてるんですね。

(相談者さま)そうですね、人に言われて教えてもらうよりも、コーチングを通して、自分で気付いた方が成長してると思うんですね。
例えば、私と関係者でGO or NOGOの判断をするとした場合、こういう理由でノーゴーの方がいいんじゃない?みないに話が進むんですよね。そうすると話に出た内容が判断基準として採用されて、そのまま話が進むんです。でも、その判断基準自体が自分にとってあまり有意義じゃなかったら、私が思う最高のものでないように思うんですね。
コーチングの場では、その判断基準自体にしっかり自分で向き合えるんです。そして、仮に失敗した場合なんかでもこういう感じでリカバリーできるんだったら、私はもしかしたら違う方向にも進んで行けるんじゃないかっていう風にも思えるんです。自分の中では可能性がすごく広がっていくんですね。これまでにはない、三つ目の選択肢が自分の中から生み出されるような感覚です。
直近では、自分の中から生まれた第三の選択肢を自信を持って上司に伝えられて、それに上司も納得をしてくれることがあって、「あぁ、これまでイエスかノーかでしか生きてなかったんだなぁ」って思いました。

自分一人で考えてたら、新しい価値観は出てこない

(相談者さま)自分一人で考えてたら、こんな風には絶対になってないと思います。自分の中から出てくるものなんですが、自分一人では出すことができないと思います。
何か考える際は、自分が渦中にいて自分を客観視できないと言うのがあるんだと思います。外部から、いろいろな質問をしてもらって一つ一つ整理しながら前に進むことで、新しい価値観が出てくるんだと思います。
自分自身がその渦中にいる時は、多分難しいでしょうね。それと、私としては、自分一人の時間って自分の悩みと向き合いたくないですね。誰か一緒にいてほしい。(笑)あえて外に出る用事を作るみたいな感覚で、ここで話をするっていうふうに決めないと、多分、自分自身だけじゃ向き合えなかった気がします。

コーチングでパフォーマンスが上がるのを実感

(藤田)コーチングを活用し始めて変化はありましたか?

(相談者さま)はい、お仕事のパフォーマンスが上がりました!(笑)
この目標を追いましょうと言う時にやる気がないと、そもそも頑張ろうって思えないですよね。なので、自分の心が晴れてて、心も体も健康で仕事に向き会えると必然的にパフォーマンスが上がって成果も上がってます。この1年は数字としてもよく現れていますね。
同時にコーチングの活用の仕方もわかってきました。私の場合は、四半期毎に活用して、その際は複数回活用するのがあっています。業務内容の変更だったり、自分の成長、季節的な要因もあるのかもしれないです。
自分で考えて自分で頑張って、ちょっと整理が必要だなって思うような時が四半期毎に訪れる感じですね。定期的に利用するようになって、Smart相談室がパートナーみたいになっていますね。それがコーチング、コーチとの付き合い方なのかもしれないです。
私は、Smart相談室をスマートフォンで利用するんですが、何かあってもスマートフォンでアクセスすれば大丈夫!みたいな感覚です。エールを送ってくれるような・・・。Smart相談室は、コーチがいっぱいいて、いつでも予約できるっていうところがすごく好きです。朝早くから夜遅くまで利用できますしね。素敵なサービスを作ってくださってありがとうございます!!ちょっと泣いちゃう。(涙)
成長してくると無条件に私の味方をして、聞いてくれる人って少なくなりますよね。年を重ねれば重ねるほど友達ともなかなか会いづらくなったりとかしますし、そんな中で、私とちゃんと向き合ってくれて、私が自分で意思決定するのをサポートとしてくれることに一生懸命な方とお話ができるというのはとてもありがたいな。
自分一人でそういう人にアクセスできたかというと絶対そうじゃないですし、本当に最高の福利厚生だなと思いながら活用しています。
Smart相談室を活用していない会社に転職するのが怖いですね、転職したくない。(笑)それぐらいありがたい存在です。もっともっといろんな企業で導入してくれると良いなぁと思います。

インタビューを終えて

今回の相談者さまのお話を聞いて、印象的だったのが、相談者さまのベクトルが常にご自身に向いていたことです。いろいろなお話をお聞きしましたが、結局は、相談者さまがご自身の意思で、ご自身の力で前に進まれているんですよね。今回は、コーチングのアプローチを活用して、相談者さまのサポートができたのだと思います。Smart相談室は、相談者さまをサポートしている、改めて、そう感じました。もっと多くの方をサポートできるサービスにしていきます。


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