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【相談者さまの声】 感情、価値観の発見を経て、仕事に向かう姿勢の変化、そして生産性の向上へ

 こんにちは!Smart相談室CEOの藤田です。「何でも相談してイイよ」、「調子が悪くなくても相談してイイよ」が広がり、Smart相談室は、さまざまな場面でご活用いただけるようになってきました。

そのなかには、私たちサービス提供側が勇気をいただける場面も多くあります。また、その場面に共感いただき、自分も同じような境遇で救われた、という相談者さまも多くおられます。

そんな相談者さまの事例をご紹介するnoteの第7回目。
今回は、コーチングを活用して、課題を「ネガティブ」なものから「前向き」なものに変化させた方のお話です。

Smart相談室CEOの藤田が相談者様さまにインタビューし、その内容を記事としてお届けさせていただきます。


2つのことをコーチングのテーマとして設定

(藤田)こんにちは、今日はよろしくお願いします。Smart相談室では、コーチングを定期的に使われていると伺っていますが、コーチングはSmart相談室を利用される前から受けられていたんですか?

(相談者さま)クライアントとして利用するのは、Smart相談室での利用が初めてなんです。私自身が現在コーチングを学んでいて、自分もクライアントとして受けてみたいと思い、Smart相談室を使い始めました。クライアントとして受けてみて、どういった変化が自分に生じるのかを確認したいという気持ちでした。

(藤田)コーチングのテーマは、どのようなものに設定したのですか?

(相談者さま)2つのテーマを設定しました。

 1つ目は、自分にとってのリーダーシップのあり方、リーダーとしてのコミュニケーションの取り方についてです。私は現在、プロダクトの真ん中で、プロジェクトの設計・構築を行いながら、15名程度の現場メンバーを束ねています。自分自身、それぞれのメンバーの顔がわかって、直接コミュニケーションも取りやすい立場でプロジェクトをリードしています。おかげさまで、自分なりに工夫しながら、うまくチームをリードできていると感じます。

ですが、自分が今後職位を上げたり、もっと大規模な組織を束ねることになった場合、今と同じやり方ではうまくいかない可能性もあると思っています。特に直接コニュニケーションができなくなるほど、大規模な人数の組織になった場合に、自分の想いや計画を組織全体にどのように伝えていくのかが気になっていました。さらに、そんな状況でうまく組織を動かしていくために、自分はどのように成長すれば良いのかも知りたかったんです。

 2つ目は、自分のキャリアについてです。
私は現在、特定の領域に特化したシステムエンジニアです。ですが、人材育成や組織開発に興味があって、以前機会があって携わった際に、すごく楽しかったんです。なので、自分ができることとやりたいことに大きな違いがあるなかで、この先どのようなキャリアを目指せば良いのかを考えたかったんです。

今まで自分が底だと思っていたことが、底ではないと気づいた

(藤田)それぞれのテーマでコーチングを受けられて、いかがですか?

(相談者さま)受けて良かったです。自分自身、ある程度は整理できていて、さらに深掘りしたいという気持ちだったんですが、改めて声に出してみて、これまで整理しきれてなかった部分に気がつきましたし、より明確に自分の意思を確認できました。

コーチに質問をもらうことで、より深い思考にまで潜っていけますね。今まで自分が底だと思っていたことが、底ではない、他の視点もあることに気づかされました。特に自分が活動の源泉だと思ったものが実は違ったことや、自分の価値観を新しく発見した件については、非常に良かったと思います。

(藤田)とても前向きで良いですね。

(相談者さま)そうですね、ネガティブな部分にフォーカスできたことも良かったです。今回設定したテーマは、自分では課題として認識していたり、不安だったり、ネガティブな捉え方をしているものなんですね。なので、そのネガティブなものを乗り越えるようなイメージを持っていたんですが、コーチングを通じて、そのテーマを前向きに捉えることができるようになったんです。

できていないことに執着するのではなく、今の時点でできるものと将来チャレンジするものを分けることで、自分の現在地が確認できて、前向きにトライするマインドになれました。自分のポジションが変わったり、役割が変わったりするなかで随時アップデートかけていけばいいんだなぁと、自分自身で気づけました。不安だけだったものが前向きになれたましたね。これは大きな変化です。

複数の感情を経て、「仕事に取り組む姿勢」に明らかな変化あり

(藤田)多くの気づきがあったようですが、気づいた際のお気持ちはどのようなものだったんでしょうか?

(相談者さま)いくつかの感情が同時に湧いていてくるんです。まずは、今まで信じていたものがそうとは限らないという理解から、戸惑いのような感情が湧いてきます。続いて、驚きです。新しいものを発見できたわけですから、喜びのような驚きの感情が湧いてきます。さらに自分自身の解像度が上がったことによる自信がつくような感情が湧いてきますね。そういった感情が同時に湧いてくるんです。

(藤田)とてもポジティブな感情の変化だと思うんですが、行動にも変化があるのでしょうか?

(相談者さん)仕事に取り組む姿勢には明らかな変化が生まれます。その後、その変化が生産量や生産性に現れるんだと思います。

(藤田)すぐに、姿勢の変化が現れたんですか?

(相談者さん)定期的にコーチングを受けているんですが、初めて姿勢の変化に気がついたのは3回目、4回目のセッションが終わったころですね。初めはテーマ設定やコーチとクライアント間の協力関係を形成するために時間を使いますから、実際の効果は3〜4回目くらいからなんだと思います。

(藤田)コーチによって効果は違いますか?

(相談者さま)違うと思います。テーマや性格などによって相性があると思います。私の場合は、設定したいテーマによって、どういうコーチに話を聞いてほしいかを考えました。その後は、自分の希望を満たすコーチを探すというフェーズに入ります。Smart相談室の場合は、条件での検索が可能ですし、コーチの方の資格や年代、これまでの経歴なども確認できるので探しやすいというのはあると思います。

(藤田)直感的な回答で良いのですが、何人くらいのコーチとセッションすると良い方と出会えるでしょうか?

(相談者さん)私の場合は、1人目で良いコーチに出会えて、今のところ変えてないんですよね。納得するまで、いろいろなコーチと会話するのが良いと思うんですが、強いて言えば、テーマの数だけトライアルするのが良いのかもしれないですね。根拠はないです。私の場合、合う/合わないは1回でジャッジできるので、自分に違和感があれば、その感覚を信じて判断するようにしています。

コーチと約束したし勇気を出して実行しなきゃなぁ・・・

(藤田)仕事に取り組む姿勢に変化がある、生産性はこれから、という話がありました。コーチングセッションの中で、具体的なアクションのことも話をしたのでしょうか?

(相談者さん)そうですね。毎回、次回までにやることを約束してます。一つ挑戦してみるという感じですね。そのため、次回までに私が何かしらのアクションを起こすことになりますから、次回はそれができたか否かを振り返るところから始めます。結果として、どんどん課題に対して本質的な行動が行われて、課題解決に向かう流れですね。

例えば、メンバーに対して声がけするとか、MTGで問いかけてみるというような約束です。約束したし勇気を出して実行しなきゃなぁ・・・と考えています。実行したら、自分が心配するような事態にはならず、杞憂だったなぁ、なんてことを毎週繰り返しているわけです。この繰り返しによって前進している感覚がすごくあってワクワクします。また、実行することで新しい発見があることも気づきです。

自分の価値観を明確にして、それを自分の軸としてブラッシュアップしていく

(藤田)「定期的に約束をして、約束したことを実行している」それがコーチングということなんですかね?

(相談者さま)コーチングはアプローチ方法なので、「定期的に約束をして、約束したことを実行している」というサイクルをうまく回すためにコーチング手法を使っているということだと思います。

あと、たまたま約束してそれを確認するという業務改善的な話になりましたが、自分の価値観を明確にして、それを自分の軸としてブラッシュアップしていくという行為が常に行われていると思います。その結果、何をするかを意思決定している、できるようになるという因果関係だと思います。何かをすることが先にあるわけではないと思います。

 私は、自分の価値観を日頃から考えているので、コーチングのセッション内でそのことをさらに詳しく深掘る頻度は低いかもしれません。私のような使い方をしている人は、多分コーチングの使い方を知っている方だと思います。まずは、肩肘張らずにコーチングを体験してみるのがいいのではないでしょうか。ちょっと愚痴を聞いてもらうぐらいな気持ちでコーチングを使ってもらうのが良いと思います。今の生活の延長線上よりも少しだけ自分が幸せになるために使うイメージで良いと思います。

あと、頑なにコーチングを使わない方、なんで頑ななんでしょうね?なんで使いたくないんでしょうね?コーチングでその理由を知ることができるかもしれないですよ。ぜひ、コーチングを試してみてください。


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