【入社エントリ】効率的で安定した運用でSmart相談室に貢献したい
こんにちは、Smart相談室でSREとして仕事をしている馬場と申します。
弊社のシステムでは、主にAmazon Web Services(以下、AWS)を利用しているので、普段の業務ではAWSに関係する部分を担当することが多いです。
プライベートではF1観戦と博物館・美術館めぐりに時間を使っています。
F1はレース戦略を楽しむスポーツなので、レース中継と合わせて、パソコンやスマホを開いて、Live Timingで各マシンのラップタイムや使用しているタイヤを確認しながら展開を見守ります。サーキットでの観戦も良いのですが、現地の通信環境によっては細かい情報が得にくい事があるので、レース展開を楽しむという観点でいうとテレビ観戦のほうが快適です。
博物館の中でおすすめは上野の国立博物館です。魅力的な特別展が行われているのに加え、敷地が広く収蔵品も多いのが特徴です。その他にもいろいろな博物館や美術館を巡っています。
あっという間に入社から半年が経ちました。今回はこれまでの振り返りと、Smart相談室でどんなことをしているかについてお話していきます。
エンジニアとしてのこれまで
私は、新卒から最初の数年でWindowsPCのキッティングなどのクライアントPC関連の業務を経験しました。この時にWindowsに関する知識を深めることができました。Windows XPやWindows 7の時代だったので、今となってはOSそのものが変化したり、忘れてしまった部分もあるのですが、OSとして使いこなせているのはMacよりもWindowsの方です。といっても現在はMacをメインで使っているのですが…。
その後はサーバやネットワーク機器の設計・構築・運用・保守を経験しました。物理マシンを扱っている時は行っていたラッキングや、故障対応でデータセンターに行く機会も最近ではなくなりました。物理マシンにはクラウドにはない魅力がありますが、故障対応を考えなくて済む点がクラウドのメリットの一つだと思います。
その後、クラウドを経験したいと思い、AWSやGCPを触るようになりました。物理マシンのオンプレミスからクラウドを使うようになり、お金の計算をする時間が増えました。オンプレのときは最初にハードを買って、それ以降は必要なライセンスや保守サービスを管理していれば良いのですが、クラウドの場合はちょっとした変更でも常にお金の計算が必要になってきます。この点が一番大きな変化だなと思います。
BtoBだけど「個人」の視点も持つSmart相談室
これまではさまざまな契約形態で、組織に属さずに価値を提供することで対価を得る仕事をしてきました。
事業会社で働く経験もしてみたいという想いは漠然と存在していたものの、具体的な特定の業種に思い入れがあったわけでもなく、「どんな業界なら働きたいかな」と考えていた時に、スカウトをもらったのがSmart相談室でした。
実はスカウトをもらった時期に、同じ職場で働く同僚が仕事に来なくなり、結果として辞めてしまう場面を目の当たりにしていました。どうも仕事上の問題と、個人的な問題の両方を抱えていたようです。こういったことに問題意識を持っているタイミングでいただいたお話だったので、興味を持ちました。
特に印象的だったのが、会社のミッションに掲げている『「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる』です。BtoBの事業では、企業への利益貢献を謳う事が多いと思うのですが、個人の成長にも重きを置いているという点に魅力を感じました。
ときおり、選考を進めるなかで違和感を覚えてしまう企業もあるのですが、Smart相談室の選考のなかでは不安や心配になる点もなく、入社を決めました。最終面接中に、「内定が出たら入社すると思う」と話すぐらい、迷いはありませんでした。
効率よく、安定したサービスを提供するために
今担当している業務は、主にAWSに関連する部分です。
コストを意識してやりたいことを実現する
無駄な部分があれば削減できないか検討する
効率よく、安定したサービスを提供するためにどうすれば良いかを考えるのが仕事です。
もう少し具体的に説明すると、運用上必要になってくるAWSサービスのメンテナンス対応や、バージョンアップをしたり、ログや監視ツールの情報をみて課題の解決ができないか調査したり、AWSの請求明細を眺めて無駄な費用がかかっていないか、削減できる部分がないかを探したりしています。
AWSのマネージドサービスの中には、古いバージョンのサポートが切れる前にバージョンアップをする必要があるものがあります。この場合はバージョン変更による互換性の問題に気を付けつつ、システム停止が必要であれば時期を調整しながら実行していきます。
トラブルや課題があれば、ログを調査し、監視のメトリクスに特徴的な変化がないかを調査して改善できないか調べていくことになります。
AWSの請求明細を確認する時間も重要です。目的がなくてもたまに確認するようにしています。特に動きがなくてもどこに費用がかかるのかを把握しておくのは大事ですし、構成に変更を加えた後はどの項目で費用が発生するかを確認します。
クラウドサービスの料金体系は複雑なので、初めて使用するサービスでは事前の想定からどれだけ相違があるか、どんな項目で費用が発生するかを把握しておく必要があります。
Smart相談室は開発のスピードも早く、量も多いので、こまめに確認することが特に重要だと思っています。
柔軟な働き方
Smart相談室はフルリモート・フルフレックスでの勤務が可能です。私は、普段は在宅勤務と出社勤務を併用しています。おおむね週2回ほど出社しています。
出社頻度は人によってさまざまで、もっと少ない人もいれば、多い人もいます。対面以外のコミュニケーションはチャットとビデオ会議を使用して、タスク管理ツールとWikiを使って進捗と情報の管理を行っていきます。
過度な時間の縛りもなく、働き方の柔軟性は高いと思います。
仕事の進め方は、上司からの依頼を受けて対応するものと、自分の発案で対応するものが基本ですが、それ以外にも社内で自分が対応したほうが良さそうな場面を目にした時に、その場で対応を行うパターンもあります。
「スピード」と「失敗の歓迎」というバリューを掲げていることもあり、自分の業務範囲に縛られずにまずやってみる、みんなでそれをサポートするという文化があるなと感じています。
組織が拡大している今、環境づくりに取り組んでいきたい
今後やっていきたい部分は、AWSの構成見直し、使いにくい部分の改善、コスト最適化、セキュリティ対策などです。開発や運用上の負荷を減らして、快適に仕事ができる状態を作ることで組織に貢献していきたいです。
構成が変更になれば、それに伴ってドキュメントの作成や日々の更新も必要です。組織が拡大して人が増えているので、あとから入ってきた方が苦労しない環境づくりを意識して仕事をしていきたいです。
セキュリティに配慮して詳細は差し控えますが、AWSの構成を大幅に変更する業務を予定しているので、じっくり検討して慎重に進めていきたいと考えています。
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