【入社エントリ】気軽に相談ができる社会を作っていくために
はじめまして!2023年9月からSmart相談室でフィールドセールスをしている今岡と申します。
私は、新卒から10年近くEAP(従業員支援プログラム)という業界に携わってきました。ここでは、そんな私が、これまでのキャリアを振り返り、なぜSmart相談室で働くことを選んだのか、書いてみたいと思います!
EAPについて知っている方もそうでない方も、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
世界への憧れ
幼い頃から海外の文化に興味があった私は、大学時代はユースホステルでのアルバイトでお金を貯めては海外でのバックパッカー旅行を繰り返す、という日々を送っていました。
新卒の就職活動でも直ぐに海外で経験が積める会社を探し周り、見つけたのが海外医療アシスタンスの会社でした。そこでは、主に日本人駐在員や帯同家族向けに現地の病院や医療通訳、搬送の手配をする従業員支援サービスの法人営業を行っていました。
新卒2年目になると、上海の現地法人に出向することができました。当時の上海は活気に満ちており、そこで働けることに期待を膨らませていました。しかし、そんな私を待ち受けていたのは、毎年何人もの駐在員が病気や事故で命を落としてしまう悲しい現実でした。
特に衝撃的だったのが、精神疾患や自殺でした。まるで日本社会でのストレスが海を超えて渡ってきているかのように感じました。逃れられない絶望感や、日本に帰るわけにもいかないという孤立感を抱えて苦しむ駐在員の姿を間近に見ることとなりました。
また、自分自身も精神的に厳しい時期を体験し、メンタルヘルス不調は状況次第で誰の身にも起こり得ることなんだと認識しました。
世界から内面世界へ
海外でも感じる日本社会のストレスフルな職場環境に嫌気がさした私は、30歳になる前に帰国を決めました。「これからは世界ではなく内面世界に目を向けよう!」と意気込んで、国内のメンタルヘルス業界では大手とされるEAPの会社へ転職しました。
そこでは、EAPサービスの法人営業として、ストレスチェックの安定運用から、集団分析結果のフィードバック、職場改善施策の提案まで、幅広く経験することができました。
特に、当時の上司から、「言葉遊びではなく科学的に正しい分析をしろ!」と教わったことを覚えています。これがきっかけで、メンタルヘルスを学問として勉強しようと思い、産業カウンセラーと精神保健福祉士の資格を取得しました。
対人支援の終わりなき道
資格を取ると、次第にカウンセラーとして働きたい気持ちが芽生えてきました。
そこで、副業として働ける場所を探している際に見つけたのが、Smart相談室!…ではなく、自治体関連の相談員の仕事でした。完全にご縁でしたが、カウンセラーとしてのキャリアもスタートすることができました。
その職場では、先輩の相談員の方々から、「自分が満足したら終わり。常にどうすればよかったか考え続けなさい!」と教わり、試行錯誤の連続です。
対人支援は、何が正しかったと判断することができない終わりなき道のような世界です。
Smart相談室との出会い
自治体関連の相談窓口で働いていると、EAPで受ける相談内容とは違いがあることに気がつきます。
何というかEAPでの相談は、「会社での相談」って感じが多いと思います。本当は、仕事の悩みよりも、パートナーとの関係性や、自分のコミュニケーションに自信がないなどのパーソナルでプライベートな悩みがもっとあるはずです。
しかし、会社が手配しているEAP相談窓口の案内は、見るからにお堅いデザインで、「なんだか会社や上司に伝わりそう」って思ってしまいますよね。また、「カウンセラーって誰なんだよ!社員?人事?」って感じがしませんか。
そんな既存のEAPが持つ「利用されない」という課題に対して悶々とした思いを抱いている時に、発見したのがSmart相談室でした!
そのPOPなデザインから、既存のEAPが会社のために用意されているのに対して、Smart相談室はエンドユーザーである従業員のために設計されているということが一目瞭然でした。
直ぐに、「これはEAPのアップデートだ!自分も参加したい!」と思い、転職を決意しました。
入社、そしてこれからの想い
Smart相談室に入ってからも、このサービスが自分の駐在員時代にあったら良かったのにと考えてしまうほどよいプロダクトだと思っています。一方で、フィールドセールスとしては、その価値を全然伝えきれていないというもどかしさがあります。
今後は、Smart相談室がより多くの従業員のもとに届き、気軽に相談ができる社会を作っていくために、訴求力をあげていきたいと思います!
最後に
プライベートでは、妻と保護猫のススと趣味の骨董に囲まれながら暮らしてます!基本、妻に懐いているススが気まぐれで近寄ってきてくれることに至福を感じる今日この頃です。
最後になりましたが、誰でも精神的に疲れてしまうことはあります。疲れた時は、とにかく、たくさん睡眠と食事を取りましょう!そして、誰でもいいので話せることから相談しましょう!
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