【相談者さまの声】コーチングを通して、新たな自分と生き方を発見する
こんにちは、カスタマーサクセスチームの長谷川です。ほんの些細なことでも「ちょっと聞いてほしい」と思ったタイミングでふらりと訪れ、気持ちをシェアできる場として、Smart相談室は少しずつ根づいてきています。
私たちも、みなさんがお話しくださるエピソードに触れるたびに勇気づけられたり、喜んだりすることが多々あります。
また、その声に共感したほかの利用者さんから「自分も同じような境遇で支えられた」というお声もいただくようになりました。
そんな相談者さまの事例をご紹介するnoteの第9回目。
今回は、コーチングを活用して自己理解を深め、気づきを行動に変えていった方のお話です。
Smart相談室カスタマーサクセスチームの長谷川が相談者さまにインタビューし、その内容を記事としてお届けさせていただきます。
「自分はどう活かされるべきか?」が堂々巡りになっていた
(長谷川)こんにちは、今日はよろしくお願いします。まずは簡単にプロフィールを伺っても良いでしょうか?
(相談者さま)メーカーの物流部門に所属しており、新卒で入社して、そろそろ中堅層になる年代です。
(長谷川)ありがとうございます。それでは早速ですが、いろいろとご質問させていただきますね。初めてカウンセリングを受けられる方のなかには、カウンセリングというものに対して心理的なハードルを感じられる方もいらっしゃるんですが、そのあたりはいかがでしたか?
(相談者さま)そうですね。むしろハードルは低かったです。
キャリアのことで社内のキャリアカウンセラーに相談したことがあったんですけれども、立場が違う方から別の視点での話も聞きたいなっていうのもあったんです。しかもSmart相談室はオンラインなのでハードルとしては限りなく低かったと記憶してます。
(長谷川)それはよかったです。予約いただいたきっかけは何でしたか?
(相談者さま)二つあります。ひとつはキャリアの悩み、もうひとつが当時通っていた専門学校での学習を進めるにあたって伴走してくれる人が欲しかった、という二つです。
(長谷川)キャリアのお悩みとはどんなものでしたか?
(相談者さま)自分が何者かが全然わからなかったんです。
新卒から働いてきて仕事が全くうまくいかず、昇進もできない。
それで「自分はどう活かされるべきか」を考える必要がありましたが、自問自答しても堂々巡りで、考えているようで考えていない状態でした。
何かを変えようとしても、私は元のスペックが高いわけではないので、今持っているスキルを活かすしかない。そして強みを活かすには、自分という人間を知らないといけない。過去最高の自分になりたかったけれど、自分の強みがなんなのか、どこに向かえば自分を活かせるかがわからない――これがキャリアの悩みでした。
(長谷川)専門学校の方はどんな状況だったのでしょうか?
(相談者さま)元々専門学校に通い始めたのは、現状打破のためでした。
今の会社に入って一定の年数が経っているんですけれども、なんだか毎年同じ一年を過ごしているような、前進できていないような気がしていました。
会社での仕事は全然実績を出せず、自分にしかできない何か色をつけないといけないなっていうことで、スキルを身につけたかったんです。独学では全然身につかなかったので、体系的に学びたくて専門学校に入りました。
実際に入ってみると課題なども結構出てきて、ひとりで頑張れないなと感じていました。そのとき、このサービスを知って「お、これは!」と思うものがあったんです。
そこから、キャリアと専門学校について3:7くらいの割合で、日々相談させていただいていました。
コーチは「一緒に頑張っている」仲間、前進している実感
(長谷川)最初はどのように相談相手を探しましたか?
(相談者さま)似たような視点を持っている方が良かったのですが、テキストだけだとわからなかったので、年齢や得意分野、保有資格を手掛かりにしていました。でも資格自体がどんなものかよくわからなかったので、結局わかんないまま申し込んじゃいました(笑)何人か試して、そのなかで合う人を選ぼうと思っていました。
でも結局今思うと、適切な資格の有無より相性が結構大きいんじゃないのかなと思います。私の場合は最初に相談した方が自分にバッチリ合っていて、すごくありがたい存在の方でした。
(長谷川)どんなところが相性が良いと感じましたか?
(相談者さま)コーチ自身も当時、私と同じように新しい目標に向かって走っていて、私にとって他人事ではなく「一緒に頑張っている」仲間のような感覚になれました。上下関係ではなく、横並びで学習仲間のように感じられたんです。そのうえ、その方のスキルも素晴らしく、とても助けられました。
(長谷川)それは素敵ですね。現在もコーチングを継続されているのですか?
(相談者さま)はい、継続中です。当初は週1回ペースで、今は2週に1回の頻度でお願いしています。
当初の目的は専門学校の学習完走でしたが、コーチとのやりとりでいろいろな気づきを得て、すごく「前進している感」を持てました。
今までなんとなくぼんやりわかってはいるけれども、きちんと言語化できてない、自分が知らなかった自分自身の価値観をうまく発見してくださって、適切な言語に落とし込んでくれたんです。それによって、知っていたようで知らなかった自分を日々再発見できていました。
専門学校は無事終えられたんですが、こうしてコーチングを受けるなかで自然と全く別の新たな目標がでてきたんです。自然と目標を持って生きるようになってきているみたいです。だから、一年が(短くて)なかったことのように感じます。
(長谷川)ということは、今二つの目標をお持ちなんですね。
(相談者さま)そうですね。いろいろ変化の年でしたね。今年を振り返るのが楽しみです。
「あぁこんな生き方もあるんだ」って周りの世界をもっと知ることもできる
(長谷川)継続して受けたコーチングに対する、率直な感想はいかがでしょうか?
(相談者さま)私は普段ちょっとした悩みがあったらChatGPTに相談してるんです。イエスかノーかって聞いてイエスっていう回答は返ってくるんですが、予想外の回答は返ってこないんです。AIは何か目的を持った質問をしてそれに対して的確に答えてくれるのは得意かもしれないんですが、それだとあまり自分の思考が広がらないなと感じていました。
でもお世話になってるコーチの方はうまくエッセンスを抽出してくれるんです。思考がまとまってない状態でダラダラ話しちゃうことがあるんですが、散らかった会話のなかからうまくエッセンスを取り出してくれて、思いもよらない発見を得ることができます。
まったく関わったことのないタイプの方なので、単純に自分の視野も広がるというか。自分を知ることもできるし、「あぁこんな生き方もあるんだ」って周りの世界をもっと知ることもできるしで、一粒で二度おいしい状態です。
(長谷川)Smart相談室を活用される前は社内のキャリアカウンセラーにも相談していたということでしたが、社外である意義についてはどのように思いますか?
(相談者さま)社内のキャリアカウンセラーへの相談では、会社の事情を共有しているので、現実的で具体的な解決策に繋がりやすいところが長所だと思います。
一方で、社外のカウンセラーへの相談は、社外だからこそ何でも話せるというのは大きいです。知らない世界にも触れられるし、全然違う視点で見てくれます。キャリアカウンセラー、キャリアコーチなどいろんな資格をお持ちだったり、いろんな経験をされてきた方がたくさん在籍してるのもいいですね。
コーチングのおかげで、専門学校の同期のなかで一番になれた
(長谷川)相談前後でSmart相談室への印象の変化はありましたか?
(相談者さま)最初はどんなサービスかよくわからなかったので、どんなのだろうくらいの感じでしたが、今は家族にも勧めてます。「私に話すよりもSmart相談室で話した方がいいよ」と。
あとは会社のなかでSmart相談室を利用する方の数が増えることも願っていて、今回のインタビューを受けたのもそのためです。会社としてこのサービスを続けていってほしいなと思っているので。
私の場合は、コーチングで得られた目に見える成果の一つとして、専門学校のコンペで同期何十人かのなかで一番になれたんです。それは明らかにコーチングのおかげだと思っています。
相談窓口は、ネガティブな状態になったら行くところっていうイメージを持つ方がいるのもすごくわかります。自分自身もそういうイメージでしたしね。やっぱ一回目の利用がやはりハードルが高いと感じられる方が結構多くいらっしゃるのかなとは思います。でも一度利用すれば、気づきがあったり言語化できたり、新たなものがゲットできますよ。
(長谷川)コンペ、おめでとうございます!素晴らしいですね。ぜひ今後も新しい目標に向かってSmart相談室を活用いただければと思います。ありがとうございました。
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