2022年を振り返って
2022年は「組織のプロトタイプ」を作れた1年でした
いつも通り、noteの執筆が遅れに遅れて、2022年12月26日にこの文章を書いています・・・。それにしても仕事が遅い・・・。2022年の総括を書くように広報の麻友子さんから言われて、勢い良く返事はしましたが・・・。
クライアントの社長からは年末総括のnoteにSmart相談室を取り上げてくれるとのことで原稿チェックの依頼が入ってきて、自分の怠惰具合に嫌気がさしていています・・・。
さて、2022年は「組織のプロトタイプを作れた1年」でした。
0→1、1→10、10→100、色々言われる中、私は、「事業開発は、将来の形をイメージしながら拡大し、状況に応じて微調整していくこと」の繰り返しだと思っています。
その過程で、「必要な人材」や「私自身のスキル」を獲得していくことで、事業拡大、組織拡大が実現できると考えています。この「将来の形をイメージ」の部分については、私は
はじめに、自分勝手にイメージする
次に、そのイメージがあっているか少しトライアルしてみる
その後に、うまくいきそうだったらリソースを投下して実際にやる
というステップを意識的に踏んでいます。
2022年は、今後のT2D3の過程で「100名規模の組織になった際のイメージ」が出来た1年でした。
「課題がいっぱいあるね!」という確認が出来た、という意味合いが大きいですが・・・(汗)
個人的には、良い年だったと思っています。
1月:研修サービスのテスト
Smart相談室をご活用頂くことで、労務担当者の方が自社の組織課題に気づかれることが頻回にあります。
実際に企業の方々が把握されている問題認識とのズレが発生していること
特定の相談の割合が高いこと
中期的に使うことで、相談内容の割合が変化すること
体調が悪くなくてもご相談いただく方が多いこと
などが顕著な気づきのようです。
そのような状況に対して、個別のソリューションとして研修プログラムを開発、テスト提供しました。結果として、ご利用いただいた企業様から高いご評価をいただき、その後、多くの企業様にご利用をいただけています。
2月:最低限のミッション策定
新橋でオフサイトMTGを行い、最低限のミッションを策定し、我々は「従業員を笑顔にする」ことをミッションに掲げました。
対外的に公開していないのでご存知の方は少ないと思いますが、Smart相談室は「従業員を笑顔にする」ことを存在意義として事業運営をしています。
ミッションはVMVや目的、行動規範などと同列同時に議論されるべきものだと認識していますので、お叱りをうけるかもしれませんが、とりあえず、ミッションを作成して、わかりやすい存在意義を体現できるように日々、事業運営を行いました&行っていきます。その他の内容については、下記企業ページをご確認ください。
ちなみに、新橋のオフサイトMTGは、「焼き肉の匂い」と「焼き魚の匂い」を同時に味わえる最高のMTGでした!
3月:カウンセラーの質担保を積極開始
サービスのMVPを考えた場合、最低限担保しなければならないのは、カウンセリング内容の質担保です。
小職の分析では、カウンセリング内容の質を担保するためには、いくつかのドライバーがあります。その中で、最も直接的で影響力が強のドライバーは「カウンセラーの方々自体の質担保」です。
どうすれば、カウンセラーの方々の質を担保できるのか・・・。Smart相談室のスーパーバイザーをお願いしている鵜飼さんにご相談させていただき、下記の取り組みを始めることにしました。
面接プロセスの見直しと採用基準の厳格化
カウンセラーの方向けの研修の提供
必要に応じていつでも個人スーパービジョンを受けられる体制
カウンセラーの方々と藤田がいつでも連絡がとれる状況の確立
上記施策をもとに、ちょっと変わった「Smart相談室のカウンセラー」の方々の質の担保を目指しています。
4月:ウェビナー施策のルーティン化
それまで色々試していたウェビナーを下記のように整理して定期的に開催するようにしました。
その後、PDCAが回って、徐々に形は変わっていますが、現在の取り組みのもとになっているのが下記の考え方です。このウェビナーを行うことで多くの方にSmart相談室を知ってもらうことが出来ていて、個人的には非常に重要視している活動です!
鵜飼さんによる「相談活動における、ちょっとしたヒントになる」ウェビナー
カウンセラーの方々による、「それぞれの得意分野におけるためになる」ウェビナー
外部の企業様と一緒に行う「産業領域での課題解決につながりそうな」ウェビナー
SmartHRとの共同セミナー
最近では、上記のウェビナーを観てお問い合わせを頂く方が多く、Smart相談室の世界観を広く伝えるべく、今後も積極的にウェビナーを実施したいと考えています。ウェビナーの具体的な内容については下記をご参照下さい。
5月:HR EXPO参加
Smart相談室として初めて展示会に参加させていただきました。(SmartHR社のエリアに居候させてもらって・・・)
非常に勉強になりました!
あんまり書くと企業秘密がバレちゃうんですが、
出展者として
来場者として
HR領域のサービスプロバイダーとして
とてもとても多くのインプットを得て、今のプロダクト開発に生きています。また、企業担当者様の日常のお悩みを理解する場として、とても有意義でした。
6月:兎に角忙しいと感じた・・・
色々ことが回りはじめて&次の仕掛けを仕込まなくてはならなくて、忙しいと「感じた」月でした・・・。
当時のカレンダーを見返しても、そんなに忙しいようには見えないんですが・・・。人間の感覚って不思議です・・・。
当時、具体的に何が忙しかったのだろうか?と考えたところ、1番の要因はTwitterだと断定しました。このことから、Twitterの定期運用を始め、今では、ストレス発散になくてはならない存在です!(冗談です)
よろしければ、フォローを!
7月:T2D3を真剣に考えた
この頃からT2D3のチェレンジが現実的になりつつあり、今後やることを下記のように整理して個別に考えて、草々々々々々稿くらいを作成、今に至っています。
下記を計画をもとにどんどん想定外の創発をしていきます!
中期PLシミュレーション
提供サービスについて連続な成長の計画
提供サービスについて非連続な成長の計画
上記を加味して組織形態の計画
8月:権限移譲開始!
いろいろな規模が大きくなってきて、大胆に権限移譲を開始しました!
8月から明確に下記の3つに組織を分けて、組織運営をしています。
エンジニアリング
ビジネスディベロップメント
コーポレート
9月:45歳になりました!
2022年9月24日で45歳になりました!
45歳になったお陰で、従業員規模の大きな企業様からの問い合わせが急増し、歳をとるのも悪くないなぁ〜と感じたのを覚えています!
あと、9月から採用活動を本格化させました。採用ウェビナーを多数行い、問い合わせ用のLPを作り、Twitterを活用し、使えるリソースをフルに活用しました!この点についての自慢は、採用コストが0円であることです!
採用コスト0円についてのコツは、下記からお問い合わせください。こっそりお伝えします!
10月:出張!
10月は、HR EXPOからの、大阪出張からの、名古屋出張を強行しました!
私の個人的な話で言えば、10月くらいから仕事の内容が変わってきました。権限移譲が落ち着き、それぞれ機能別で業務が周りはじめ、例外処理業務と代表者として振る舞う仕事が増えてきました。
この頃から今に至るまでの私の工数割り振りは下記のようになっています。メンバーにおんぶに抱っこで、ホントにありがとうございます!
プロダクト開発:10%
ビジネス開発:10%
組織管理:20%
採用関連:30%
広報(ウェビナー含む):20%
Twitter:10%
11月:事業開発
ちょっと思うことがあって、新しい領域と現在のプロダクトをうまく融合できないかな?と逡巡した1ヶ月でした。今もしているけど・・・。
アイデアがあると実際に確認したい性格なので、検証のための調査をしはじめました。うまくいきそうであれば、日の目をみるはず・・・。不調だとお蔵入りです・・・。乞うご期待!
12月:主にワールドカップ
メッシを観ていると、
・恵まれているようで、努力の結果のような気もして、
・好きにやっているような気もして、我慢しているような気もして、
複雑な気分です。
私がはじめてワールドカップに出会ったのは1998年フランス大会で、その時、イギリスに滞在していたので、クラスメイトはじめ、周りの人達が各国のユニフォームを着て朝から晩までどんちゃん騒ぎな世界でした。主に夜に文化を勉強していた私はパブで、
肌の色と国籍は一致しない
言語と国籍は一致しない
国の歴史は様々な捉え方があり一筋縄ではいかない
試合の勝敗に限らず抱き合えるのがお友達
ということを学びました。
この時期の経験は、私の人格形成に大きな影響を与えていると思います。
もしかすると、Smart相談室の世界観を発想できたのこの頃の影響があるかもしれません。
2026年はイングランドに勝ってほしいなぁ〜。その頃には、Smart相談室はもっと広く価値を提供できているはず!
2023年を想像して
2023年は飛躍の年でした。
うまくいくとは思っていましたが、ここまでうまくいくとは思ってませんでした。初夏に打った打ちてが奏功したした結果だと思います。
2022年以降、私は具体的に出来ることが少なくなし、メンバーのみんなにお願いしてばかりでした。これからも、頼りっきりだと思いますが、それが良い点なんだと思います。これまでに以上に厳しい道が続くかもしれませんが、これまで以上に頼りにすると思うのでよろしくお願いします!
2023年、お世話になりました!2024年も飛躍の年になりますように!