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アンガーマネジメント診断を受けてみた

相談内容の一つとしての「アンガーマネジメント」

Smart相談室には、様々なご相談が寄せられます。そのご相談に様々なカウンセラーが対応します。カウンセラーが保有する資格やこれまで対応してきたご相談内容は多様で、なるべく多くの種類のマッチングをサポート出来るように検討しています。検討を進める中で私の知らない領域のものも多くあります。その中の一つとして「アンガーマネジメント」に出会いました。当該の出版物も多くありますので、内容自体は把握していましたが、カウンセリング現場において、どのような状況で、どのような対応がされるのかは知りませんでした。ですが、カウンセラーの方の中に一定量、アンガーマネジメントに専門性をお持ちの方がおられたので、勉強の意味を含めて、アンガーマネジメントのカウンセリングを受けてみることにしました。その後、ちょーーーど、自分の怒り(アンガー)をマネジメントしなければイケないことに気づくことになるので、一石二鳥でした。

藤田のアンガーマネジメント診断書

アンガーマネジメント協会と言う団体があって、その団体に認めれらている?カウンセラーにお願いするとアンガーマネジメントの診断が受けられて診断書を出してくれます。試しに受けてみました。診断書には、色々書いてあるんですが、下記に一部を抜粋しておきます。診断の結果、私は下記のようなものです。

【長所】正義感が強く自己主張も強いあなたは、信念に外れたことを見過ごせません。相手が誰であれ世の中の規律を尊重し意見を述べようとします。マナーの悪い人には面と向かって注意する勇気のあるタイプです。
【短所】正しさを重要視するあまり、時には非情な決断を下すこともある ようです。周囲の雰囲気を気にかけず意見を主張する傾向があるため、空気が読めない人と思 われることがあります。

藤田のアンガーマネジメント診断書から抜粋

更に私の怒りは下記のような特徴を持っています。なかなか怒ることはないけど、怒ったら酷いし、気持ちの切り替えがつかない、でもって自分を攻める、という感じのようです。これだけでも、勉強になります。

アンガーマネジメント診断書から抜粋

2つの気付き

診断結果をもとに、カウンセラーの方と話をしている時に、言われてハッとしたことが2つあります。

1つ目、「藤田さんは、あんまり怒らないですよね。で、【怒る】か【怒らない】かですよね」
2つ目、「自分に怒っていますよね。人には怒ってないですよね」
です。

藤田がハッとした2つのこと

なるほどなぁと思いました。

怒っているけどコントロール出来ているから、「怒ってない」と思ってる

1つ目に関してですが、私怒っている時は自分でもわかるんですね。で、それは凄く怒っているんですね。でも、数は少ないんです、年に1−2回とか・・・。
で、カウンセラーに「それは少ないですね。上手くコントロールできてるんですね」と・・・。つまり、「怒ってない」んではなく、怒っているけどコントロール出来ているから、「怒ってない」と思ってるんじゃないかと・・・。
「1日に10回くらい怒るとしたら、それに当てはまることないですか?それぞれに10段階評価をつけるといくらですか?」と言われ、あ〜〜〜、そう言えばと怒りコントロールしていることがあるな〜と気づいたんですね。
立場上、多いときは5分おき、通常は30分おきに、色々な情報を提供されたり、意思決定を求められたりするんですね。その際に、怒りをコントロールしているんですよ。めちゃくちゃ大きな怒りじゃないんですね、小さな怒りなんです。それをコントロールしているから、メッチャ怒ってるか、フラットか、メッチャ怒るのは年1−2回、ってことになるわけです。
で、ここで、小さな怒りをコントロールしている時ってイライラしているんですね。つまり、イライラしている=怒っている、んですね。これが非常に大きな気づきでした。イライラも怒り。
で、カウンセラーに10段階評価をつけるように進められて、ちょっとイライラしたら「1」と考えてたんですが、第3者にその状況を説明すると、それは「3」かな?それは「2」かなって低いながら差があることを指摘するんですよね。その時に、この数字を判断できれば、イライラしないし、自分がちょっと怒っていること、も認識できるようになるんだろうなぁって感じました。

やつあたりしている。その人は被害者・・・

2つ目は、自分に対して怒っていて、人に対しては怒っているわけではない、についてです。これは、そのままで何かの事象が発生した際に、自分に怒っているのを理解できるんですよ。で、その時に近くにいる人にその怒りをぶつけちゃうんですよね。これは、慧眼を感じました。

ぶっちゃけ、怒っちゃいそうなとき

ということで、数字を付けながら怒りと向き合っております。そんな中で一点、感じたことがあります。
それは、「怒りをコントロールすること」、「怒っていることを指摘すること」で、「本来やらなければならないことをやらない理由」にしてはいけないのではないか?と考えちゃうことです。
私は、危機感の共有や重要性を伝えるために、熱い会話、強い姿勢、が必要な場面もあるんじゃないかな?と思うことがあります。「時には厳しく指導する必要もあるんだよ!」というやつです。
コンプライアンス違反の可能性や踏ん張らなければらないことを伝えたい場合、などがそれにあたるかなと思います。
・経営者の役割は、ステークホルダーに価値を提供する、価値提供を中期的に継続すること
・でも怒ることは良くない。
この2つを天秤にかける覚悟は必要だなぁと感じています。
まぁ、そもそも怒らずにマネジメントができれば、上記の相克は発生せず、アンガーマネジメント自体が無用って話になるんでしょうけど・・・。
あぁ、怒りをコントロールしたい。本件は、続報もnoteに書いてみたいです。乞うご期待❗


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