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【入社エントリ】人生を捨てようとしたわたしが、全力で事業拡大したいと願い、楽しく働く理由

 はじめまして、カウンセラー事務局の佐藤(DON)です。Smart相談室に入社して3か月が経ちました。入社前はもともと国家資格キャリアコンサルタントとして、業務委託で関わらせてもらっていたので、Smart相談室歴は1年9か月です。

 人生初の入社エントリになります。お手柔らかに読んでいただけると嬉しいです。猫を愛で、お酒を嗜みながら日記を書くのが日課の人間です。

宇宙一かわいい猫2匹と暮らしています。

心に鞭を打ち、感情を持つことをやめた大学院

 一番人生で自分を追い込んだ時期は、おそらく大学院です。何かやりたいことがあって大学院に進んだわけではなく、理系だし…という軽い気持ちでの進学でした。

大学生活はアルバイトを5個ほど掛け持ちし、学業と距離を置いてしまっていたがゆえ、大学院では苦労しました。ゼミでも教員とのディスカッションでも、何をするにも文字通りコテンパンに。自分はなんてダメな人間なんだと、自分でも自分を強く責める日々でした。

「もう立ち上がりたくない」
「明日がこなければいいのに」

ただただ日々を、打たれることをわかっていても進まざるを得ない。自ら心を動かすことを禁じ、沼の底を這う感覚で過ごしていました。

ベルギーでの学会発表後、疲れ果てているDONです。髪はパーマではなくくせ毛です。

勝手なプレッシャーにより、人生の切符を捨てることを望んだ新卒時代

 大学院を経て、住宅メーカーの研究員として就職をしました。

新卒の人間にどこまでもとめられていたかはわかりませんが、0→1の発想を求められる研究員という職種、自分の引き出しの少なさ、成果を発表する機会の多さ、周囲の研究員のレベルの高さに、プレッシャーを感じ続ける毎日、毎時間、毎分。

「言う事は聞くので誰かどうかわたしを養って…」「どうか誰からの注目も浴びないところで過ごさせて…」が当時のわたしの願いです。

元気のない佐藤を励まそうと、同僚が派手に誕生日を祝ってくれました。タワシを3つもらいました。

泥から這い出て見つけた、最強の裏方という天職(多分)

 研究職というニッチな職種&これといった強みを持っていないことを打破すべく、自分嫌いを逆手にとり、「最強の裏方になりたい」と体のいいキャッチフレーズをつけて、50人規模のベンチャー企業のコーポレート部門に滑り込みました。

採用広報、情シス、オフィス移転、マーケ施策のオペレーションの手伝い&整理、稟議や勤怠システムの入れ替え、オンボーディングフローの構築&整備、セキュリティソフトの入れ替え、ISMSの更新審査…さまざまな挑戦をさせてもらいました。

さらに会社を変えて、次は人事を軸に社内のさまざまな課題に向き合ってきました。

一つひとつ大変だったことももちろんあるのですが、守備範囲を広げて、浮いたボールを拾って返すことが自分にとって楽しく、それが比較的得意だと気づくことができ、仕事への向き合い方が大きく変わりました(最強には満たない)。

この1年後、まさか一緒に働くとは思っていない人たち。

出来ることの延長ではなく、やりたいと思ったことへの一歩

 自分の得意を見つけて、少しずつ仕事を楽しめるようになる中で、周りを見る余裕が出てきました。悩みを抱えて、吐き出せず苦しんでいる同級生、現職の人間関係で心を壊す友人。

飲み会で笑いながら話を聞くことはできるけれど、もっと真剣に、根本的に力になることはできないんだろうか。そんな想いを持って国家資格キャリアコンサルタントを取得しました。

与えられた課題を単にこなせばいい、それしか自分に出来ることはないと思っていたわたしにとって、資格取得は大きな一歩でした。キャリアコンサルタントという仕事は、過去の自分を救うものなのかもしれないとも思っています。

資格取得後、Smart相談室のカウンセラーとして登録させていただき、キャリアカウンセリングを提供していました。

役に立てる予感がした、カオマンガイの夜

 とある初夏の夜22時に、カウンセラー事務局 事務局長のまゆこさんから突然XでDMをもらうことになります。

当時も今もですが、まゆこさんは本当に太陽みたいにまぶしく、今という時間を思いっきり楽しんでいる方です。現実を睨みつけながら過ごすわたしに、こんなにまぶしい方が何を期待しているんだろうと、疑いを胸に六本木一丁目に伺い、話を聞きました。

(余談ですが、「ハンバーガー食べましょ」という謳い文句に負けてオフィスに行ったら、カオマンガイが用意されていました。もしわたしがパクチー苦手だったらどうする気だったんですか、まゆこさん。)

 そこで、Smart相談室のカウンセラー事務局としての課題感を聞き(今思うと本当にごく一部)、こりゃ大変だ(一部しか聞いていないのに)と思ったのと同時に、今までの経験を全部活かすことができれば、こんなわたしでもお役に立てるかもしれないという予感がしました。

それは、研究者の卵としてアカデミックでもがいたこと、企業研究員として事業部からの期待と新奇性との間で葛藤したこと、コーポレートとしてあらゆるオペレーションを整理してきたこと、人事としてルールと感情のバランスについて考え続けたこと…一見するとつながりのない経験たちがひとつの線上に乗ったような、そんな感覚でしょうか。

前職も本当に楽しく、やりごたえ満点の環境だったので非常に迷ったのですが、このときの予感に従い、Smart相談室カウンセラー事務局に入れてもらいました。

この10ヶ月後、まさか一緒に働くとは思っていない人たち。

想像以上にカオスな環境で、現実を睨みつけるわたしが出来ることは、意外とありそう

 表題と繰り返しになりますが、想像以上にカオスな環境でした。血の滲むような気合いと根性の既存フローたちの全貌が見えたとき、一旦にっこり笑うことにしました(笑うことしかできなかった)。

これは仮説ですが、気合いも根性も足りていないわたしが心地よく回せるオペレーションを作ることができれば、きっと良いはず。怠け者のわたしにとって、自分が楽になるための試行錯誤は、ただただ楽しく面白いものです。

そして、それを助けてくれたり応援してくれる、頼れるメンバーしかいないのがSmart相談室だと、この短い期間で理解できました。すでに感謝していますし、これからもっとお世話になるので、先に感謝を伝えておきたいと思います。

 つらつらと書いてきたわたしが今、具体的に何をやっているかをざっと記載します。

  • 200名以上のカウンセラーのみなさんのサポート

    • 普段の業務のサポート

    • 研修の運営

  • プロダクトの裏のオペレーションの実施・改善

  • カウンセラー採用

  • スマソウ大学の運営

  • その他もろもろ新しいチャレンジに向けて耕し活動

これらすべてを、いかに楽にできるかを考えるのがわたしの役割(もっと広げる、ガンガン進めるは局長のまゆこさん)だと思いながら、日々にこにこ現実を睨みつけながら仕事を進めています。

カオスな中で心穏やかに過ごしているDONの今後について

 試行錯誤の繰り返しだと思っています。今自分がやっていること、やりたいことが、おそらくプロダクトがスケールしていくために必須だと思っていますし、そう言ってもらえているので、安心して楽しく取り組んでいけそうです。

「もう立ち上がりたくない」と、一度は人生を諦めたわたしが、自分の足で立って、やりたいことをやりたいと発しながら、淡々と楽しめていることを、当時の自分に教えてあげたいなと思っています。

 ここ最近決めたわたしの人生の目標があって、「明日が怖い人の支えになり続ける」です。Smart相談室の事業の拡大は、この目標に直結するところだと思うので、お仕事がんばりたいです。

日常のオペレーション改善と、もろもろ新しいチャレンジに向けて耕し活動のかけ合わせで、数年後には最強のすごい人(ざっくり)になっていたいなと思います。直近の目標は、スマソウのオペレーション、レベル高すぎない?と言われることです。温かい目で見守っていただけますと幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。DONでした(仕事ではDONと名乗っています、由来についてはまたどこかでお話させてください)。


◼️Smart相談室へのお問い合わせ・取材依頼は以下よりご連絡ください。
・お問い合わせフォーム:https://smart-sou.co.jp/contact
・メールアドレス:pr@smart-sou.co.jp

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