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社外のプロに相談できる環境があることのメリットとは 【オンボーディングでSmart相談室を使ってみた!】
こんにちは!採用担当の枝野です。今回は新入社員2名へのインタビューを通して、Smart相談室のリアルな使い方をご紹介します。
2024年11月に入社した高松さんと屋宜さんに、オンボーディングの一環として入社2週目〜3週目にSmart相談室のサービスを利用してもらいました。「使い方は自由!期間内に2回以上使ってみてね!」というお願いをしたのですが、実際どんなふうに使ってくれたのでしょうか?
おふたりそれぞれの使い方を聞けたので、「興味はあるけど活用方法がわからない⋯⋯」という人はもちろん、「すでに使ってるけど、ほかの人がどう使ってるのか気になる」という人も、ぜひ参考にしてくださいね。
11月入社のおふたりにインタビュー!
(枝野)おふたりとも、今日はよろしくお願いします!まず、簡単に自己紹介をしていただけますか?
(高松さん)エンジニアをしている高松と申します。前職ではユーザーとしてSmart相談室を利用していました。今日は、Smart相談室のメンバーとして改めて使ってみた話ができればと思っています。
(屋宜さん)カスタマーサクセス所属の屋宜と申します。以前コーチングを利用したことがあり、興味関心を洗い出したときに「健康」という大きな枠が見えてきたんです。Wantedlyでお声がけいただいたことがきっかけでSmart相談室を知り、メンタルヘルスも自分の興味に含まれるのでエントリーしました。
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キャリアパスが明確になり、モチベーションアップ
(枝野)高松さんは前職からSmart相談室を利用していたとのことですが、最初に使うときはハードルを感じましたか?
(高松さん)初めてカウンセラーの方とお話しするときは、やっぱり緊張しましたね。「こちらが話を聞いてほしくて予約しているんだから、何を聞きたいのかちゃんと説明しないといけない」という感覚があったので、しっかり準備をして臨みました。カウンセラーの方はそんなふうに思っていないかもしれないんですけど、僕からすると「相談者が主導権を持って話さないとカウンセラーの方は困るだろうな」と感じてしまって⋯⋯。
(枝野)実際はそんなに気負う必要はないんですけどね(笑)利用を続けていっても、「準備しないと」という感覚は残っていますか?
(高松さん)初対面だと少しあります。何回か同じカウンセラーの方で続けていくと、カウンセラーの方も「この人はこういう価値観の人」といった人となりがわかってくると思うので、こちらも「別に自分から話さなくても大丈夫かな」という感じになってきますね。
(枝野)オンボーディングで「入社1か月目で2回以上使ってみてね」というお願いをしましたが、実際にどういう使い方をされましたか?
(高松さん)社内での働き方について、第三者の意見をもらえると嬉しいなと思って聞いてみました。具体的に言うと、一般的にエンジニアのキャリアパスは、技術に行くかマネジメントに行くかに分かれるんです。そこで、自分くらいの年齢で転職した人がどういう感じでやっていくのか、これからどうしていくのがいいのか⋯⋯というところを相談しました。
(枝野)キャリアについて、入社して1か月目で話せたことによって、解消されたと感じる部分はありますか?
(高松さん)すごく明確にあります。「こっちで行こう」とキャリアパスが決まったので、業務に対するモチベーションや、注力する時間の使い方みたいなところが結構変わりました。
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(枝野)転職して1か月目ってキャッチアップが大変で、明確に何と向き合っていいのかわからないところもあると思います。そこを整理することで、転職後の不安が軽減されそうですね。
気持ちを言語化してもらい、モヤモヤ解消
(枝野)屋宜さんはいかがでしょうか?
(屋宜さん)高松さんのお話を、「やばい、私はまったく準備なしで話してたな」って思いながら聞いてました(笑) 私は準備しないで、その時の気持ちをバーっと話して聞いてもらっていた感じです。
新しい環境に入ると、自分が思っている以上に気が張っていることもあると思うんですけど、外部の方とお話しすることで、気持ちの安定やモチベーションの維持・向上につながった気がします。
カウンセラーの方とお話ししていると、自分が発した何気ない言葉とかを拾って、「こういう考えを大切にされてるんですね」「こういうところが強みですね」と言語化してくださるんです。改めて第三者の方に言っていただくことで、「Smart相談室と自分は、こういうところが合ってるんだな」と実感できたところが嬉しかったです。
(枝野)バーっと話すだけでもモヤモヤを解消できた、というところがあったんでしょうか。
(屋宜さん)そうですね。自分の気持ちを言語化していただくことで、頭のなかが整理されました。
ちなみに、使う時間を朝・昼・夜と変えてみたんです。朝はモチベーションアップにつながったり、昼にいったん社外の方とお話しすると気分転換につながったり、夜はその日の疲れを癒やすことにつながったりと、利用する時間帯によってそれぞれメリットがあるのを感じました。
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第三者に相談することで、建設的に悩みと向き合える
(枝野)カウンセリング、コーチング、ティーチングとありますが、どれを使うか迷いませんでしたか?
(高松さん)今回は迷わなかったです。カウンセリングにしました。
(屋宜さん)私も自分のなかで区別していたので、特に迷いませんでした。バーっと話したいときはカウンセリング、キャリアプランとかを考えたいときはコーチング、何か学びたいときはティーチングみたいな。
(枝野)一般的には、オンボーディングのなかで社外の人に相談する機会ってあまりないですよね。オンボーディングに組み込まれていることで、どんなところが良かったと感じますか?
(高松さん)僕は前職も自社プロダクトを作る会社にいたんですけど、やっぱり自社のサービスに触れることは大事だと思います。どの職種でもプロダクトのことを知っているに越したことはありません。Smart相談室として、オンボーディングのなかに、実際にサービスを使うことが盛り込まれているというのはいいなと思います。
(枝野)たしかに触ってないとうまくセールスもできないし、開発もできませんよね。屋宜さんはいかがですか?
(屋宜さん)今までの会社では、入社して1か月以内で何か相談するとなると、自分についているメンターか直属の上司でした。「どう?」って聞いてくれても、本当の正直なことを言いにくいときもあって⋯⋯。
そこにプラスして社外の人、しかもビジネスと関係ないところにいる人に相談できるというのは、自分自身の心理的安全につながる気がします。そこが今までと違って、オンボーディングに取り入れられているのがすごく良かったなと思いますね。
(枝野)では、オンボーディング中に限らず、Smart相談室のサービスを使えることについてメリットだと感じるところはありますか?
(高松さん)すごくいっぱいあります。前職の会社ではSmart相談室を利用できたんですが、それ以前はこういうサービスはなかったので、仕事の悩みを相談するとなると同僚、先輩、上司でした。
僕は人間関係が良くて相談しやすい環境にいましたが、そうでないという人もいますよね。それに、社内の人となると関係値が近いがゆえに正直なことを言いにくかったり、腹を割ったフィードバックがもらえなかったりすることもあると思うんです。
でも、カウンセラーの方は会社とも相談者とも利害関係がない第三者なので、フラットな意見や一般的な感覚でのアドバイスをいただける。社内で言うと愚痴みたいに聞こえてしまうことも、カウンセリングなら純粋な悩みとして解決に持っていけます。そういう建設的なアウトプットになるのが大きなメリットだと感じています。
(屋宜さん)たしかにそうですね。たとえば社内で不満があったとして、第三者に相談することで、自分で考えて行動してより良くしていくことにつながると思うんです。
社外の窓口がなかったら、「どうせ言っても変わらないだろう」とか「言いにくくて言えない」と思ったり、高松さんがおっしゃっていたように愚痴で終わってしまったりすることもあります。第三者のプロの方からアドバイスをいただいて、何かをより良い方向に持っていけるというところがメリットのひとつですね。
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(枝野)会社のことで何か相談したいとき、2パターンあると思います。現場の感覚を知ったうえで具体的なアドバイスをもらいたいときと、もっと抽象度が高くフラットな意見をもらいたいなっていうとき。
前者なら社内の人に聞けばいいですが、後者なら第三者目線があったほうがいいですよね。どちらかだけじゃなくて、どちらもあるとすごくいいのかなって思いました。Smart相談室を使えば、それが可能になりますね。
現状に合わせて使い方をシフトしていく
(枝野)もう2か月目に入っていますが、最初と使い方が変わってきたところはありますか?
(屋宜さん)私はキャリアプランの相談から入ったんですけど、今は人生という大枠で捉えて、プライベート含めて今後の人生をどういうふうに過ごしていきたいのか整理してみようか、という話になっています。
カウンセラーさんとお話しするなかで、キャリアプランだけでなく人生全体から見たほうがいいということになり、4Lシートというのを使い始めました。Labor(仕事)、Love(家族など)、Learning(学び)、Leisure(余暇)に分けて、現状はどういう割合なのか、5年後、10年後はどのくらいの割合でいたいのかを逆算していくということをやっています。
数字で示してみることで、いろんな現実的なことが見えてきました。もちろん人生は何が起こるかわかりませんが、現時点でわかる範囲内で可視化すると安心感にもつながるので、しばらくはそちらを進めていく予定です。
(枝野)人生とかキャリアのことって漠然とモヤモヤする人が多いと思うんですけど、「この部分は数字で出せるよ」とか、「将来こうなっていたいなら今こうだよね」みたいな新しい視点をもらえると、具体化して安心につながるっていうところはありますよね。まさにモヤモヤの解消につながっていて、Smart相談室のあるべき姿だと思います。
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高松さんはいかがですか? 「今後こういうふうに使っていきたい」とか、継続して使うことで中長期的に得られそうなもののイメージなどもあれば聞かせてください。
(高松さん)入社したばかりの頃は、どう慣れていくかみたいなところが相談ベースになりますよね。2か月目、3か月目になるとだんだん慣れて、自分に与えられる役割みたいなものがわかってきますが、転職前と同じ役割を担うとしても会社の文化ややり方が違うから、やっぱり悩むところはあると思います。
そのあたりを継続的にカウンセリングで相談しつつ、新しいチャレンジをやっていくにあたってコーチングも入ってくるのかなと。単純に話を聞いてほしいというところから、「具体的にこういうことができるようになりたい」という形にシフトしてくるかな、という想像をしています。
僕の場合、今後マネジメントをやっていくことになったとき、コーチングやティーチングを活用して知識をつけていくのが大事なのかなと思っています。マネジメントについては、きちんと勉強したことや成功体験を得たことがないんですが、自分がしっかりしないとメンバーが困ってしまうので、スキルを身につけていく必要があります。
(枝野)高松さんは、カウンセリング、コーチング、ティーチングとフル活用していくようなイメージが湧きました。ティーチングでインプットして、コーチングでアウトプットして、モヤッとしたらカウンセリングを受けて⋯⋯。
(高松さん)それで勤務時間が埋まってしまうかもしれませんね(笑)
(枝野)インプットのために本を読み漁るのももちろん大事ですが、ティーチングで1対1で教えてもらうと吸収率が高くなると思います。今後、フル活用している様子もぜひインタビューさせていただきたいです。おふたりとも、本日はありがとうございました!
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