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SmartHRに出向して見えてきた、Smart相談室がSmartHRグループである理由

 こんにちは!Smart相談室CEOの藤田です。今日は、今年の3月からSmartHRに出向しているPMMの石田さんに「Smart相談室がSmartHRグループである理由」について話を聞いてみました。これまでSmartHRグループと言いつつ、何がどうグループとして機能しているのか明確に発信していませんでした。今回、石田さんの立場からそのベールを剥がしてもらいます。聞き手は、私藤田に加えて、note編集チームの枝野さん宮田さんです。

ひとりThe ModelからPMMになるまで

(藤田)石田さんは今、PMMになって、SmartHRに出向されてるんですよね。入社から考えると、ホントに遠くまできましたね。ここまで長い道のりというか、一瞬というか。それにしてもいろいろされてきましたね。

(石田さん)そうですね、一番初めはX(当時はTwitter)で藤田さんを見つけて、そこからカジュアル面談したんですね。ちょっと中の人と話してみようと。その流れでコミュニケーションを取らせてもらって、藤田さんから「採用、受けますか?」と言われて、私が「はい、受けます」となって面接を受けて。で、結果「お見送り」でした。「あれ?不採用なの?」みたいな感じでした・・・(笑)

 でも、どうしてもSmart相談室で働きたかったので、「御社も人材が足りてないでしょ?」、「僕をですね、アルバイトで一回雇ってみませんか?」とか言って粘ったんですね。絶対人材は足りてないと思ったし、僕がお荷物にならなきゃ置いてくれそうなんじゃねって思って粘りましたね。

(藤田)弊社で言う「ゴネ」採用だね。全然、お荷物じゃないけどね!

藤田さんは当時を振り返って、「いわゆる"ゴネ"というスキルだと思う。その粘り強さや、ちゃんと話をして、目的を達成しようとする姿は、今のスマソウにも文化的に生きている」と言います。

【Smart相談室|セールス秘話 Vol.3】 Smart相談室のIS,FSの成り立ち

*「ゴネ」採用については、こちらの記事を読んでみてください!

(石田さん)そこからまずは、業務委託の形態でスタートしました。競合調査とかインサイドセールスとか、当時からいろいろ担当させてもらいました。

その後、2022年6月に正社員として入社をしました。ポジションは、インサイドセールスでしたが、今思えばインサイドセールスだったのかどうか怪しいなと思ってます。と言うのも、ウェビナーもやってましたし、クロージングもやってましたので・・・。マーケ→IS→FS、という流れを一気通貫して担当していたんです。ひとりThe Modelですね。

その後、FSに道山さんが入社されて、ビジネス部門の責任者だったireiさんと道山さんがFSを担当してくれるようになりました。

今思えばこの頃は、私がSmart相談室のGTM戦略を実行していたんだと思います。やればやるほど、Smart相談室が解決できそうなペインであったりとか、使い方、説明の仕方がわかってくるんですよ。楽しかったなぁ。

その後、しばらくしてISにtadaっち(宮本さん)kuniちゃん(齋藤さん)が入ってきて、ISもパスしましたね。

 ISやFSのメンバーが入社してくると、その領域については彼らの方がプロフェッショナルなので、僕がやるよりも全然上手くいくようになりました。その結果、僕はSmartHRのグループ会社支援マーケティングチームであるνマ(ニュービジネスマーケティング)の皆さんと一緒に働くようになりました。

そのうち、部署を横断した活動を全て引き受けるようになりました。その活動が自然にPMMの活動となりました。特にナーチャリングに関係する全社的な動きの型化が一番新しい領域でしたね。それ以外は、これまでの延長です。ナーチャリングの形ができ始めた頃にogrin(尾倉さん)が入社されました。

そのタイミングで、マーケティングの仕事は全てogrinにお任せしました。同時にISだったkuniちゃんがマーケティングに工数を充ててくれるようになって格段に形になってきました。このタイミングで、本格的にPMMの活動に全工数を投入するようになりました。

*PMMになるまではこちらの記事でもお話しています

(宮田さん)私は入社したばかりでよくわかっていないのですが、そもそもPMMって何をするんですか?PMとは違うんですか?

(石田さん)PMMとPMは違います。今、僕がやっているのはPMではなくてPMMですね。会社によっても定義は違うと思うんですが、

「事業目標を達成するために、機能ごとにうまく連携をしないといけないタイミングや、機能間でこれがあるとうまくできるんだけどこれって誰がやんねんっていう仕事をやる」

のがPMMです。特にThe Modelをやっていると分業になってしまうので、その分業間の「引っかかり」みたいなものを見つけて、そこに対してこういうソリューションを置いた方がうまくいくんじゃないかっていうのを現場に行って探し出して、実現しています。

SmartHRがSmart相談室を提案するのは「可能性の塊」

(石田さん)PMMとして、今までなかったプレイブックをつくり始めた頃に、SmartHRに出向してSmart相談室をセールスする型をつくる仕事に着手します。今年の3月のことですね。

(藤田)3ヶ月やってみていかがですか?

(石田さん)ものすごく、可能性を感じます。可能性の塊ですね。

(藤田)笑

(石田さん)ちょっと、体系的に話しますね。

SmartHRを使っているお客さまの「ペイン」が、その後、「Smart相談室が解決できるペイン」に移っていく

(石田さん)まず、SmartHRとSmart相談室では提案する担当者の方が同じなんですね。つまり、提案行為というアクションをSmartHRとSmart相談室で共有できる。アンゾフがあげたシナジーのセールス領域ど真ん中です。

これは前々から藤田さんが狙っていた戦略を、やっと実行している感じです。僕が入社した当時から藤田さんがそのことを言っていたんですが、いざやってみるとすごく効率が良い。ここまではまるんかっていうのが驚きでした。単純に担当者さんが同じというだけでなく、SmartHRを使っているお客さまのペインが、その後、Smart相談室が解決できるペインに移っていくんですね。Smart相談室を売ろうとしなくても、そのペインが現れてくるんです。

(藤田)具体的にどのようにペインが変わっていくのですか?

(石田さん)ここではナイショです!気になる方はぜひ一度直接お話させてください!

▼気になる方は下記URLからご連絡ください

お客さまのペイン解消のために、最適なプロダクトを提案できる組織能力がある

(藤田)シナジーがあると言っても必ずしも上手くいくとは限らないんだけど、なにか秘訣があったんですか?

(石田さん)組織ですね。これが可能性を感じている二つ目の理由です。

 SmartHRグループってマルチプロダクト化していこうとしてるんですね。めちゃくちゃいいプロダクト、どんどんリリースしてるでしょ。他社さんのサービスともAPI連携している。ユーザーとしては使い勝手が爆上がりですよね。

で、そうなってくると、SmartHRグループ全体で、お客さまのペイン解消のために、最適なプロダクトを適宜使ってもらうのが大切なんですね。このお客さまにはこれだな、こっちのお客さまにはこれだな、って感じで提案するプロダクトを変えるんです。この嗅覚のようなものがすごいんですね。

また、その組織状態を作り出すOSのようなものがあるのもすごいです。さまざまなプロダクトの内容を各人がしっかり勉強していて、結果として、グループ会社であるSmart相談室のことも、自分の商品のように理解して、お客さんに価値を説明できる。その状態がすごいです。そもそもSmartHRの文化がそのように醸成されているんでしょうし、私の前任であるSmartHR社のPMMのオカピさんの功績も大きいです。ホントに感謝しています。

企業さんが「社員」のメンタルヘルスの大切さに気付き始めている

(石田さん)もう一つが、企業さんの「社員」のメンタルヘルスに対する捉え方の変化ですね。実際にこれまで以上に人事・労務担当者さんのお話を聞かせてもらうようになって、顕著に変化を感じます。展示会でお話しさせてもらう際にも明確に感じますね。私は3年間同じ展示会に立たせてもらっているのですが、ホントに変化しています。

(藤田)具体的にはどのような変化なんですか?

(石田さん)社員のメンタルヘルスを課題だと感じてる方が増えました。社員のメンタルヘルスが生産性の低下や離職、新しい事業展開への推進力不足などの形で顕在化しているんだと思います。

DXが進んで作業が効率化されて、本質的な活動に工数を充てられるようになった。サーベイやタレントマネジメントツールで弱点や問題点がわかった。でも、実際に何をすれば良いのか?どうすれば社員にそれをやってもらえるのか?社員がやりたがらない時にどうすればいいのか?そのような思いは、生産性の低下や離職、新しい事業展開への推進力不足を解決することで解消される。そのツールとしてSmart相談室を使いたい、ということですね。

(藤田)私、3年前に石田さんが展示会で「いや、もうちょっと先じゃなくて、すぐにSmart相談室を入れた方が良いですよ。すぐに問題が顕在化しますよ」って言ってたのをすごく覚えていて、今まさにそうなってるんだなぁと合点がいきました。

3年前の展示会にて

Smart相談室でみんながご機嫌に働ける世界に

(藤田)石田さんが考える、2024年の今から見た2年後、3年後のSmart相談室はどんな感じですかね?

(石田さん)そうですね、夢みたいなことばっかり想像しちゃいます。でも、Smart相談室がSmartHRグループの差別化ポイントになれてたらいいですね。人的資本経営の流れの中でタレントマネジメントってとても重要ですけど、タレントをマネジメントして、それでどうするのかっていうところまでは使いこなせてないと思うんです。その打ち手にSmart相談室がなっていたいですね。

そう言いながら、そろそろSmart相談室の時代が来たぞって気がしています。Smart相談室を使うのが当たり前の時代を本当に実現したくて、その準備が整ったと感じています。みんながご機嫌に働ける環境を、企業側も作っていく努力をするようになってほしいですね。夜明け近い、本当に嬉しい。

(枝野さん)石田さんご自身の今後はどんなイメージですか?

(石田さん)直近はPMMの仕事として、セールスももちろんなんですけど、プロダクト側にクライアントの声をフィードバックする機会を増やしたいなと思います。次に何をしないといけないのか、何をしたらお客さんの役に立てるのか、チャーンされないのか。お客さんと会っているからこそ、GTMをやったからこそ、たくさん情報を持ってるのが僕だと思うので、それをプロダクト側にちゃんとフィードバックして開発に生かしてもらいたいです。

 もう一つ、僕は課題があるところに行ってなんとかするっていうのに関しては、入社以来いろいろチャレンジさせてもらって、もしかしたら向いてるのかもな、と思うので、PMMという職責に限らず、困っている人がいればどんどんサポートしたいと思います。

(枝野さん)すごい!キャリアパスが一貫してますね。石田さんの熱い思いを持ったお人柄が見えてよかったです。

(宮田さん)組織の課題を見つけて、そこに率先して取り組んでいくのってすごいことだと思います。

(石田さん)ありがとうございます。何が課題なのかを自分で見つけながら、藤田さん、ireiさんとチューニングしながら進めていきたいです。

 あとは、SmartHRの人達もこのnote見てくれるといいなぁ。ホントに真摯にSmart相談室に向き合ってくれている。ホントに感謝です。多くの方が応援してくれるし、涙出ちゃうなぁ。

 やっぱりSmart相談室っていいプロダクトだなぁ、そう思えるのって結構幸せだなぁと個人的には思います。多くの方に共感してもらって嬉しいです。今後もSmart相談室の世界観を一緒に広めようとしてくれているみなさんにありがとうって言いたいです。超感謝してます。


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