見出し画像

コーチングやカウンセリングをもっと身近に。どんな小さなことでも話してほしい|湯浅 真澄さん


湯浅 真澄(ゆあさ ますみ)
公認心理師、国際コーチング連盟認定 ACC
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCP5pyVnGJKnf2r7UUkx8SmA
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100007201451539

 はじめまして。湯浅真澄です。Smart相談室でカウンセラーとして活動させていただいています。

相談において大切にしているのは、コーチング・カウンセリングともにマニュアル的な対応にならないよう、相談者さまとのヒアリングにおいて、個々に合わせたテーラーメイドでの関わりとなるよう心がけることです。

私自身もそうですが、自分の考えを言葉にして話すのは難しいことです。それだけ日常的に自分の考えを伝える機会が少ないと感じています。
自分の頭だけで考えていてもモヤモヤは取れませんし、スッキリしません。私自身人と話すことで新たなことを発見したり、スッキリしたりという経験をしてきたため、自分の思っていることを話すだけでも大切であるということを伝えさせていただいています。

介護の現場とマネジメントの苦悩を経て

 私は介護福祉士の養成校を卒業し、介護福祉士として社会人のキャリアをスタートさせました。志して介護福祉士になったというよりも、やりたいことがなく高校の担任の先生から勧められたことがきっかけです。ただ、社会人になったらふと夢や目標ができて、そこに向かって行動するようになりました。そのなかで、何をするにも学歴への劣等感を感じ、「大学に行けばよかった」「もっと早く目標を持って勉強に励めばよかった」と日々感じていました。

介護業界は人材の流入が早いことは周知のことだと思います。私自身も24歳という若さで事業所の管理者を任されたことがありました。ただそこでの記憶はあまり良いものではありません。
年上部下のマネジメントに苦しみ、新人へのいじめを食い止めるのに必死で毎日歯を食いしばっていました。慣れない管理業務だけでなく、いちスタッフとしても働く日々のなかで心がすり減っていき、限界を迎えて退職に至りました。

 一度は介護を離れることも考えましたが、利用者の方からもらえる元気や優しさがもう一度介護の世界に戻るきっかけとなりました。現在は主に人材マネジメントの研修講師とコーチ・カウンセラーの仕事をしておりますが、それまでは特別養護老人ホームの管理職として60人の部下をマネジメントしていました。

コーチやカウンセラーを目指したきっかけ

 私は最初からプロコーチを目指していたわけではなく、自分自身のマネジメント力を高めたくてコーチングを学び始めました。初めはうまくいきませんでしたが、徐々に周りから私に対するイメージの変化についてフィードバックを受ける機会が多くなり、手ごたえを感じることができました。

コーチングを学ぶ以前の私は、あまりスタッフとのコミュニケーションは重視せず、周りからは「ロボット」「血が通っていない」と言われていたほどでした。そんな私がコーチングを実践したことで周りとの関係性が良くなり、部下から信頼してもらえるようになりました。
「もっとコーチングを深く学び、たくさんの人のサポートをしたい」と思い、国際コーチング連盟認定コーチの資格を取得しました。

 公認心理師を目指したきっかけは、メンタル不調に悩むスタッフとのやりとりや友人の悩み相談で、コーチングだけでは効果的な関わりができなかった経験からでした。

カウンセリングを学んだいま振り返ってみて思うのは、「メンタル不調者にコーチングを行っても逆効果であり、むしろ本人の状態を悪化させてしまっていたのではないか」ということで、今でも反省しています。
そのような後悔や、「もっと幅広い人たちへの相談に対応できるようになりたい」との想いから、公認心理師の資格を3年前に取得しました。とはいえ、まだまだ初学者並みのため今でも日々勉強を続けています。

Smart相談室と出会い、新たな経験を積み上げる

 ずっと「コーチングやカウンセリングをもっと身近に感じてほしい。そのためにはたくさんの人に受けてもらいたい。コーチングやカウンセリングに対するハードルを低くしていくことが重要だ」と思ってきました。ですが私一人の活動ではたかが知れていて、もっと活動範囲を広げられたらと考えていたなかで、Smart相談室のコーチ・カウンセラー募集ページにたまたまたどり着くことができました。

面接が進んでいくなかでCEOの藤田さんの動画を拝見する機会があり、そこでお話されていたことと私自身が感じていた「相談できる文化、コーチングやカウンセリングがもっと身近な存在になったら良い」という考えが一緒だったこともあり、共感し、無事面接を経てカウンセラーとして活動できるようになりました。

 Smart相談室は、クライアントファーストでありカウンセラーファーストでもあるところがすごいと思います。常にSmart相談室に関わる社員のみなさんがクライアントファーストとなるよう考え、行動されています。それだけでなく、カウンセラーである私たちが不安なくセッションに望めるよう、きめ細やかなサポート体制を作ってくれています。

相談者さまはさまざまで、私の資格上コーチングだけでなくカウンセリングの希望もいただきます。単発で終わる方もいれば継続される方もいらっしゃって、自分一人の活動では出会えなかった方々とお話をさせていただくことは、自分にとっても大変貴重な時間となっています。

 また、セッションの機会だけでなく、Smart相談室が開催している人事担当者向けセミナーにも登壇させていただき、「満足度4.3」と2024年のセミナー開催のなかで一番高い評価をいただくことができたのも自信につながりました。

どんな小さなことでも相談してほしい

 相談者さまには、とにかくたくさんSmart相談室を活用してほしいと思います。「こんな小さなことでも話していいの?」と悩まず、どんな小さなことでも私たちに話してください。

会社の人に話しにくいことは第三者へ話すことが大切ですし、話せる場を活用していただきたいです。たとえば、小さくて軽いゴミでもずっと持ち続けていれば腕や手が疲れます。そして持っていること自体にストレスを感じるようになり、やがて大きなストレスに生まれ変わります。小さいから大丈夫と言って持ち続けるのではなく、適宜手放すことが大切になります。

 私個人はさらにコーチングのセッション力を高めるため、上位資格へチャレンジしております。また発達障害あるいはグレーゾーンである方々が企業において働きやすい環境作りができるよう、発達障害への理解と支援を学んでいきたいと考えています。

Smart相談室にそれらを還元しながら、Smart相談室からのさまざまなニーズに応えていき、少しでもお役に立てるよう頑張っていきます。

藤田さんと

◼️Smart相談室へのお問い合わせ・取材依頼は以下よりご連絡ください。
・お問い合わせフォーム:https://smart-sou.co.jp/contact
・メールアドレス:pr@smart-sou.co.jp

X(Twitter)では毎日情報を発信しています。ぜひフォローしてください!