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自分の心に従ってフロントエンドの道に突き進んだエンジニアの話【入社エントリ】

こんにちは!
Smart相談室 CS 兼 広報の 温井美里(ぬっく)です。

今回はSmart相談室でフロントエンドエンジニアとして活躍する浅野智昭(あさのともあき)さんに、転職の経緯や業務内容、Smart相談室のカルチャーについて、赤裸々インタビューさせてもらいました!


―これまでのキャリアとSmart相談室にジョインした理由

エンジニアになる前のバックグラウンド

大学では外国語学部に所属していました。
でも学生時代心血を注いでいたのは、英語の勉強ではなく文化祭の実行委員会だったんです。
開催機会は年に1回なのですが、ほぼ1年かけて1回の文化祭の企画や準備をするので、学生時代の3年間はほぼそれに時間を費やしていましたね。

大学4年生になって就職活動がうまくいかず、卒業後は1度実家に戻りましたが、間もなくして某空港で貨物の牽引の仕事を始めました。
かなり肉体労働で、夏は暑いし、冬は寒いし、雨の日はびちゃびちゃになるし…。体育会系の人も多くて、心身ともにキツくなってしまったんです。
結果、転職をして次は農家向けの保険会社に入りました。
そこでは、農家の方と話すのは楽しかったのですが組織の仕組みには嫌気が差してしまって…。
かなり年功序列社会だったので、歳を重ねるか、年配の方に気に入られるかしないと昇給昇格が難しいような会社で、「自分は何をしてるんだろう」と思うようになってしまったんですよね。

ちょうど、そんな風に悩んでいるときに、エンジニアをやっている東京の友人が「お前も東京こいよ」と軽いノリで誘ってくれたんです。

初めてのIT企業でのキャリア

友人の言葉を機に、「WEBデザイナーになろう!」と思って東京の専門学校に通い始めました。
日中はバイトをしながら夜は学校に通うという二重生活を2年ほど過ごし、27歳くらいのときに初めてIT企業に就職しました。

そこがまたなかなかのブラック企業で(笑)
営業がとても強い会社だったので年間目標を達成したら社員旅行やインセンティブがあったのですが、毎日終電間際まで仕事をしたり、時には3日間徹夜をするなんてこともあったりと、かなり激務でした。
そんな環境でも頑張って2年ちょっと働いていたのですが、組織としての方針転換でWEBデザインを外注することになり、自分がいた部署はマーケティングをやっていく方針になってしまったんです…。
自分はWEBデザイナーとして入社していたので、やりたいことができなくなってしまったんですよね。

落ち込んでいたときに、ちょうどまた同じ友人と飲む機会があって「お前もエンジニアやったら?」と言われました。
その後1ヶ月ほどプログラミングスクールに通い、就職活動をして、また別のIT企業に入社しました。
ここで初めてエンジニアの仕事をやることになり、バックエンド、フロントエンド、インフラなど少しずつやって、5年間働かせてもらいました
この5年間の中で、社会人やエンジニアとしての基礎的な部分や、仕事のノウハウをかなり学ばせてもらって。とても感謝しています。

Smart相談室へジョインしたきっかけ

自分的には、バックエンドの仕事があまり性に合っていないなと感じていたんです。
自分のキャリアとしてはとても勉強になったし感謝しているのですが、その会社では結構フルスタックを求められる傾向があって。
でも自分としては、画面表示されたものを綺麗に描画させたりするほうが好きだったので、「フロントやデザインを極めたい」と思うようになっていたんですよね。

その際にSmart相談室のエンジニアの方と話す機会があって、「ここなら自分のやりたいことができるかも」と思って自分から手を挙げました。

当時、Smart相談室にはまだデザイン面のスキルを専門に持っている人がいなかったので、そこを自分が担えるのではないか?自分が注力したい部分に力を注ぎながら新しいチャレンジができるのではないか?と思ったんです。

一緒に働くメンバーも魅力的だったので、安心して働けるなとも思っていました。コミュニケーションのとりやすさは、開発のやりやすさにも影響が出るので重要な要素の1つではありましたね。

―Smart相談室にジョインしてから

現在は、どんな業務をされていますか?

Smart相談室の相談者さんが触る画面のリニューアルをしたり、新しく作る機能のデザイン検討をしたり、業務委託のデザイナーの方のディレクションをしたりしています。
相談者さんが一番目にする部分の機能を作り上げているイメージでしょうか。
定期的にデザインレビューをして、みんなの意見を吸い上げながら画面を作っています。

ジョインしたときの印象は?

2022年2月15日に入社したので、この記事の公開時期でちょうど1年経ったくらいですよね。入社当時のSmart相談室の従業員数は7名でした。
前職は600名ほどいたので、10名以下の規模に入社して「全員仲が良いな〜」と思いました。
特に、今まではビジネスサイドの方と交流をすることがあまりなかったのでビジネスサイドの意見がプロダクト側にダイレクトに伝わるのはとても良いと思いました。

自分の仕事の領域で言うと、例えばデザインをつくっていく段階で表示する文言や画面レイアウトの調整をする際に、プロダクトサイドであってもビジネスサイドであっても、忌憚ないコメントを沢山くれるんですよね。
これによって自分が思ってもみなかった発想を与えてくれて、みんなでつくっていっている感じがしてとても良かったです。

前はエンジニアのチームにデザイナーさんがいなかったので、ビジネスサイドとマーケ側のデザイナーさんとでデザインを決めて、後からエンジニアとしてそれを実装するという流れだったので、今はみんなで作り上げられて楽しいって感じます。
自分が思いつかなかった視点が出てくると、みんな凄いな〜と感心することもあって刺激になりますね

仕事のやりがいや楽しさは?

実は、最初Smart相談室に入社した当時はサービスや事業への理念共感が薄くて…(笑)
でも、Smart相談室のカウンセリングを実際に自分で受けてみて、とても良いサービスだと実感してからは、どのようにしたらユーザーさんにとって使いやすいプロダクトになるか、もっと使ってもらえるようになるかを考えることにやりがいを感じるようになりました。
例えば1つのボタンの配置や大きさだけをとっても使いやすさが変わってしまうので、そういうことを考えることに楽しさや、自分の存在意義を感じるようになってきました。

そう思わせてくれたSmart相談室の相談員さんは、デザイナーもやっている方で、その方のコーチングを7回ほど受けました。
自分がどういうキャリアを築いていったら良いかなど、正直今まで真剣に考えていなかったのですが、今では今後の指針や優先順位表、スキルマップなどを自分で作るようになって、最近は色彩検定も受けて合格しました!

やったね!

これは凄い進歩で…自分1人だとちゃんとここまで動かなかったと思うので、「みんなSmart相談室を使ったら、自分の将来のことを見つめ直せるんじゃないか」と思い、サービスや事業への共感が高まりましたね。

Smart相談室の職場環境、開発環境、働きやすさは?

会社のフェーズ的に、みんなでやってる感はあるので、「チーム一丸でやっている」というのが楽しいです。
メンバーも、言うべきことはちゃんと言ってくれるし、でもフォローするところはしっかりフォローしてくれる人たちなのでとてもありがたいです。優しいなって思います。

自分が考慮漏れだったことはつっついてくれたりするので、1人で作っているのではなく、みんなで一緒に作り上げていってる感覚があります。

社長との距離感が近いのも良いなと思いますね。
社長の藤田さんとは定期的に1on1をしていますが、ほとんどは仕事以外の雑談で、筋トレの話や、藤田さんの髪型の話をしたりしています(笑)
「剃り込みをもっと上にしたほうが良いんじゃないですか?」とか。

課題感はありますか?

今の開発フロー的に必ずQAさんを通すのですが、現状はQAさんが1人しかいないので、そこが補填されるともっとスムーズにいくのかなと思います。

あと、デザイナーさんも社内にいたほうがコミュニケーションやスピード感も上がって、ノウハウも溜まってくるなと思っていて。
個人的には、デザイナーのチームってどうやって動いていくんだろう?というのをもっと体感したいな〜と思いますね。

どんな人と働きたいですか?

スキル的には、フロントエンドかデザインのスキルどちらかに尖っている人と働きたいなと思います。
他力本願かもしれないのですが、どうやって作っていくのかを学ばせていただきつつ、切磋琢磨しながら一緒に働きたいなと…。

マインドとしては、ON/OFFの切り替えができる人が良いと思います。
仕事するときにはしっかりやって、OFFのときは飲みの場などで笑っていろいろ話してくれる人だとやりやすいですね。
あまりないと思いますが、例えば仕事で少しバチっても、飲みの場で笑ってやり過ごしてくれる人だと嬉しいです(笑)
そういう人だと、今のチームにも合っていると思います。

ー思い描く、これからの未来

今後のキャリア目標は?

デザインスキルが浅いので、もっと深めていきたいなと思っています。
デザイナー兼フロントエンジニアとしてスキルを伸ばしていきたいですね。
まだ自分が何者なのかイマイチ分かっていないので…(笑)

今はデザインに関してはチャレンジ的にやらせてもらっていますが、3年後くらいにはデザインチームを引っ張るほどのスキルがあったり、誰かと一緒に引っ張っていける人材になっていたいです。

今の気持ちは?

現状は、「やることしかない!でもやりたいことができている!」という状態なので、やりがいを感じて日々楽しく働けています。
"やらされ仕事"ではなく、"やりたいこと"を能動的にできているのでとても充実しています。

でも先ほどお話ししたように、自分1人ではここまでモチベーションが高まらなかったと思うんです。
なので、世の中の人が自分と同じように、Smart相談室を使って将来を見つめ直したり前向きなれたら良いなと思っていて、そのために自分は、少しでも使ってくれる人が増えるように使いやすいプロダクトに進化させていけたら良いなと思います。

ー編集後記

浅野さんは自分発信の発言は多くなく、みんなの後ろからついていくような愛され後輩キャラ的な一面と、驚くほどマイペース&ポジティブで穏やかな一面とが合わさった、とても不思議な空気感の方です!

ご自身では「自分の芯があまりない」「人に合わせるのが得意なので流されることも多い」とおっしゃっていましたが、今回のインタビューで、逆にとても芯のある方なのでは…と思いました!

お話しする中で、「心に響いた方向に向かっていく習性があり、自分がいいなと思ったものにだけ向かって進んでいく」とおっしゃったシーンがありました。
それはつまり、「自分の感覚を信じている」ってことなんじゃないかなと。

外の情報に振り回されたり、頭でごちゃごちゃ考えたりするのではなくて、「答えは自分の中にあり、自分の感情が正解だ」という判断軸になっていて、ちゃんとご自身で1つ1つ決められているんだなと思いました!✨

普段浅野さんとお話ししていると、とても穏やかで自分の時間感覚が狂ったような感覚になるのですが(笑)、インタビューを通して、浅野さんの底に眠る「芯」の部分が垣間見れてとても嬉しかったです!
そして何より、浅野さんの、最強の"なんとかなるさ精神"が本当に羨ましい…!!これは一緒に働いて、ぜひ皆さんにも体感していただきたいです!😂

「強そうに!」というオーダーに応えてくれた浅野さん

一緒に働きませんか?

こんなユニークな仲間が勢揃いのSmart相談室ですが、一緒に事業とプロダクトを作る仲間を募集しています!
もしご興味があれば、ぜひ一度お話しさせてください!
お待ちしています😊


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