Smart相談室のちょっと変わった福利厚生の話
そう言えば紹介したことがなかった
採用活動をスタートして早1年
こんにちは!Smart相談室Corporateマネージャーのまゆこです。昨年9月から本格始動した弊社の採用活動。当時は10名の組織でしたが、今では26名(役員・出向者含む)になりました!どんどん各機能がチームとして回りはじめ、1年前の組織とは景色がガラッと変わっていることに成長を感じます。
今回は、そんな私たちの【制度・福利厚生】に焦点をあててご紹介したいと思います。
なぜこのタイミングかというと、ちょうど先月である8月から新しい休暇制度が導入されました。この制度が導入された背景も含めてお伝えします。
大きく2種類に分かれる
制度とコミュニケーション施策
まず、制度・福利厚生は法令に則った社会保険や休日などについてのきっちりした固めの部分と、弊社ならでは柔らかい内容が含まれています。中途採用100%の環境だからこそ、入社後もなるべく働きやすく、そして社会の状況にも対応しながら一人一人が自分らしいキャリアを描けるような仕組みを構築しています。
コミュニケーションはフルリモートワークOKな環境だからこそ、意図的にメンバー同士がコミュニケーションをとれる仕組みを実験的に行っています。心理的安全性を保つためには、気軽に「ちょっといいですか?」と言える関係構築は必須です。現在の組織はこれから拡大していくにあたっての土台となる組織です。部門や職種を超えた関係性づくりを意識しています。
特徴的な制度・福利厚生TOP3
ちょっと変わったものを3つご紹介しますね。
1、有給は入社と同時に15日間付与
ほとんどの企業では入社してから半年が経過後に10日間付与されます。これは労働基準法第39条にそのように定められているからです。
一方で、Smart相談室では入社と同時に有給が15日間付与されます!表を見るとお分かりいただけるように、入社してから約4年が経過している場合と同じレベルの付与日数となります。(親会社であるSmartHRと横並びです。)
入社後の急な体調不良や通院、プライベートのイベントなどを考えると、転職時に有給がついているのはご本人にとってもご家族などにとっても、安心できる制度ですね。
2、エフ休(特別休暇)
エフ休のエフとは、女性という意味を指すfemaleの頭文字から名付けました。女性社員がさまざまな理由から休暇を取得しやすいように、休暇呼称(元々は生理休暇)と取得ルール変更により、継続して働ける環境づくりを目的に2023年8月から導入されました。
生理休暇は有給休暇同様に労働基準法に定められており、女子社員が休暇の要請をした時、時節変更権は会社側にはなくお休みができるとされてます。但し、無給で良いと制定されているため、わざわざ生理ですと公言しながら無給でお休みをとる人はほとんどいないと思われます。ちなみに、厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査」の資料によると、女性労働者のうち生理休暇を請求した割合は0.9%と低い結果になってます。(*)
そんな中、社内でのとある女性メンバーとのコミュニケーションの中で、「毎月の生理期間中は結構辛い状況で、男性上司には生理で体調が悪いというのを伝えづらく、生理休暇を使うのは抵抗があるんです。」という声を拾いました。そこで、社内で検討し、下記の通り定められました。
利用用途
体調不良
生理
つわり
婦人科疾患
更年期の症状が出た時
通院
妊活による通院日
妊娠中の定期検診
使い方
HRオフィスの女性メンバーへDMでエフ休取得の旨を伝える
そのほか
上長への具体的な理由は伝達不要
当日取得も可能
月に1日まで取得可能
運用し始めて1ヶ月、実際に利用する社員が2名いました。今後、さまざまなシーンでこうした特別休暇の要望が上がってくるかと思われますが、都度吟味しながら社内検討をしてよりよい制度にしていきたいです。
*参照元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r02/07.pdf
3、かなり自由な働き方〜リモートワーク、フルフレックス
現在、一都三県以外に住む社員は4名です。社員の多くが、ほとんどの業務を自宅からフルリモートで行ってます。オフィスに通える圏内でも出社は数ヶ月に1回の社員もいれば、毎日のように出社する社員もいます。それぞれのポジションや役割に応じて、フレキシブルな働き方を選択できるのも自由な環境だなと感じてます。
また、朝から出社してお子さまのお迎えの時間には間に合うように夕方には帰る社員、夜のカシュ(18時以降はオフィス内でアルコールも飲めるようになり、コミュニケーションをとることが可能なシステム)に間に合うようにお昼過ぎから出社する社員などさまざまです。
個人が自律しながら業務を行い、生産性高くパフォーマンスを発揮するかは、各チームや個人が強く意識しなくてはならない環境のため、ある意味シビアな面もあるかもしれません。私たちのValueの中にある”強みの尊重〜自律駆動”に共感していただける方は、とても働きやすい環境だと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?もっと話を聞いてみたいという方はこの記事のコメントへお寄せいただければお伝えします!
次回はコミュニケーション施策についてご紹介予定です!ぜひお楽しみに!