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「アスリート応援プロジェクト」への想い

 こんにちは、Smart相談室CEOの藤田です。今日は、Smart相談室が新しく始めた「アスリート応援プロジェクト(以下、PJTと記載)」について、始動のきっかけと想いをお届けします。


「調子が悪くなる前に相談する」ことの大切さを知ってもらいたい

 何でも相談してイイよ、調子が悪くなくても相談してイイよ。Smart相談室がそう言っているのは、相談のハードルを下げるためです。

私が「Smart相談室」を創る元となった原体験の中に「調子が悪くならないと、調子が悪い従業員を見つけられない」というもどかしさがあります。その状況を回避するために、「調子が悪くなる前に相談する」ことの大切さを知ってもらうことが重要だと考えています。

 単純に言ってしまえば、各自が各自の判断で早めに相談すれば良い、ということになるのですが、そう言われても相談出来ないですよね・・・。
皆さんは、ちょっとしたことで相談出来ますか?私は出来ないです。内に抱えて、自分で消化しようとします。そもそも、相談するような環境で育ってないですし、相談せずに頑張ることが美徳のような雰囲気のなかで育ったと思います。そのあたりは、私の著書『社員がメンタル不調になる前に』に詳しく書きましたので、よろしければご確認ください。

我慢して頑張っている人をサポートしたい

 辛いことを誰にも相談せず、必死に頑張ってきたのは私だけではないと思います。多くの方が、我慢して頑張っているのではないでしょうか。Smart相談室では、そんな人をサポートしたいと考えています。

その結果、事業として多くの企業さまにSmart相談室をご説明し、ご導入いただき、頑張る社員の方をサポートしています。そのプロセスの中で、Smart相談室の提供する価値が多くの方に届き、社会の全体の動きへと繋がっていけば良いなぁと考えています。

プロのアスリートでもメンタル不調になる

 ただ、私自身もそうですが、「相談しよう!」と言って、すぐに「そうですね!相談します!」という人は少ないです。やっぱり相談するのって抵抗がありますよね・・・。自分は大丈夫って思いますし・・・。

でも、メンタル不調は誰にでもなる可能性があります。自分は大丈夫と思っても、メンタル不調になる可能性があります。
私がそのことを強く再認識したのは、世界で活躍するアスリートがメンタル不調を理由に試合を欠場したり、一定期間お休みする報道を見た時です。

興味があったので、調べてみると、野球、サッカー、テニス、陸上、マラソン、水泳・・・、ほとんどの競技でメンタル不調で苦しむ選手がいることを知りました。また同時に、トップアスリートになるほど、フィジカルと同様にメンタルに気を遣い、メンタルコーチが伴走しながら切磋琢磨していることも知りました。

アスリートをサポートすることで「相談」に対する価値観をかえられる

 アスリートを調べていてちょっと気になったのが、世界で活躍する選手がメンタルトレーニングを導入しているのに比べて、日本の選手は、「あまりメンタル面に比重をおいていないのかな?」ということです。

 個人的な見解ですが、日本人は部活動という文化や指導者の質、スポーツビジネスの状態など複数の要因から、アスリートはいつも明るく、メンタルが強く、負けても立ち上がって、またチャレンジする、そんなイメージを持っています。そこにメンタルコンディションを調整するイメージはありません。

おそらく、弱音を吐けない、相談出来ない、相談する相手がいない。弱音を吐いたり、相談したりすると、自分が弱い人間のような気がして、スポーツの結果も悪くなってしまう。そう考えているのではないでしょうか。

 これは働く私たちも同じです。アスリートと同じように、自分は大丈夫と考えて、相談できず、メンタル不調になってしまうことがあると思います。アスリートでもメンタル不調に悩むことがあること、そして、パフォーマンス向上のためにメンタル面を重視していることを知ってもらえれば、メンタル不調にならないことの大切さ、相談の大切さを理解してもらえるはず。だからこそ、このPJTを通じてアスリートをサポートし、多くの方にその実態を知ってもらいたいと考えています。

アスリートに限定せず、頑張る人を応援したい

 アスリートをサポートするプランを検討する中で、アスリート以外でもメンタル面を重視し、日々の暮らしの質を向上されている方々がいることを知りました。今はアスリートや引退されたアスリートを中心に支援していますが、私たちの応援PJTは、アスリートに限定することなく、メンタルレベルの大切さ、メンタル不調にならないことの重要性を理解し、相談することを有効な武器として活用されている方々も応援していきたいと考えています。今後の展開にもご期待ください。

*プレスリリースはこちら



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