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【相談者さまの声】 「カウンセリング」か「コーチング」かは分からないけど、その時間が有意義

 こんにちは!Smart相談室CEOの藤田です。「何でも相談してイイよ」、「調子が悪くなくても相談してイイよ」が広がり、Smart相談室はさまざまな場面でご活用いただけるようになってきました。

そのなかには、私たちサービス提供側が勇気をいただける場面も多くあります。また、その場面に共感いただき、自分も同じような境遇で救われた、という相談者さまも多くおられます。

そんな相談者さまの事例をご紹介する企画の第6回目。
今回は、カウンセラーに話を聞いてもらうなかで、知らず知らずのうちに「カウンセリング」から「コーチング」へとカウンセラーがアプローチを変えることで、相談者さまが「ご自身の蓋」に気づけた方のお話です。

Smart相談室CEOの藤田が相談者さまにインタビューし、その内容を記事にしてお届けさせていただきます。


モヤモヤを吐き出したくてSmart相談室に

(藤田)今日はよろしくお願いします!まず、Smart相談室を利用されたきっかけを教えてください。

(相談者さま)一番はじめは、気分的に落ち込むことがあって誰かに話を聞いてほしいと思って、Smart相談室のカウンセリングを申し込みました。
誰かに相談をしたいけど、会社の中の誰かに相談できるかと言われると、ちょっとできないなっていうのがあって、Smart相談室を利用しました。

私は過去、外部の一般的な相談サービスも利用したことがあって、その際に結構な金額をお支払いしたんですが、あまり満足感も得られず、お金がかかったなぁという印象があって…。Smart相談室は会社が導入してくれているので、試しに申し込んでみました。

(藤田)どんな相談内容だったんですか?

(相談者さま)仕事のことですね。今の部署の仕事内容や業務の仕方みたいなことについて、周りに相談できなくて、なんかこう表現できない部分でモヤモヤしてしまって。そのモヤモヤを吐き出したいっていう想いで、カウンセリングを申し込みました。気持ちは落ち込んでいたので、その状態をプラスに持っていく方法や、落ち着かせるにはどうしたらいいのかというのも相談内容に入っていました。業務の内容についてなので、半分壁打ちのような感じでもありました。

(藤田)Smart相談室を使ってみていかがでしたか?

(相談者さま)良かったです。ご担当いただいた方との相性も良かったと思います。相談って、相手との相性も関係あるんだなって正直思いました。なので、その方と継続して話す時間を持ちたいって気持ちが湧いてきました。

(藤田)実際に、続けたのですか?

(相談者さま)続けました。その後、長い間お世話になりました。半年くらいは続けました。

(藤田)良いカウンセラーに出会えて良かったですね。

(相談者さま)そうなんです。たまたま一回目で選んだ方が相性よかった。カウンセラーを選べるのはいいですよね。相性が悪かったら、他の方を選び直せば良いし、相性が良ければそのまま続ければ良いし。良い仕組みですね。結果として私の場合は、同じ方に半年くらい相談させてもらいました。

「カウンセリング」から「コーチング」へ自然と変化

(藤田)その後、同じトピックで、半年間カウンセリングが進んでいったんですか?

(相談者さま)いえ、途中で変化していったんです。最初は、モヤモヤを吐き出すのを目的でカウンセリングがスタートしたんです。その後、「自分って何にモヤモヤを感じているのか」というところの言語化に移って、その後、言語化された課題にどのように対処したらいいのかという内容に変化しました。

それがちょっと落ち着いてきたタイミングで、「この先、自分はどうキャリアを進めば良いか」という内容を話すようになりました。キャリアの話になるまでに3か月ほどかかりました。キャリアの話をする際には、自分の価値観だったり、プライベートなイベントだったりをしっかりと押さえながら一歩一歩進んでいく感覚を得ていました。

(藤田)お話を聞いていると、キャリアの話に入るころから、落ち込んだ気持ちも回復してコーチングに移っていっているようにも思いましたが、ご自身も意識されていましたか?

(相談者さん)どうでしょうか。何となく「これってコーチングの領域に入るんだろうな」とは思っていましたけど、明確に「これはコーチングだ」という感覚はなくて、ずっと「相談してる」感じでした。「カウンセリング」なのか「コーチング」なのかは分かりませんが、その時間が有意義で、セッションを重ねていました。

自分の状態や気持ちの変化に合わせて、カウンセラーが対応を変えてくれていた

(藤田)自然な感じでセッションが進んでいったんですね。

(相談者さん)そうですね。多分、自分の状態や気持ちが変わっていく過程で、カウンセラーの方が対応を変えてくれていたんでしょうね。気分が落ち込んでいる私は、「カウンセリング」を受けて、自分で問題に対処できるようになったから、私の中から「次の欲求」が出てきて、それに対して「コーチング」を提供してくれてたんでしょうね。

(藤田)状態に合わせて、カウンセリングとコーチングを経験されてみて感想はいかがですか?

(相談者さま)とても自然でしたね。私としては違和感なくセッションを続けることができて有意義でした。そのうえで、コーチングって仕事上のことを扱うイメージがあったのですがそうでもなくて、プライベートなことも話していいんですよね。子育てのこととか、家族のこととかも話していいって知って、ちょっとコーチングのイメージが良くなりました。それを知らなかったら、気分の状態に関わらず、「プライベートなことだからカウンセリングだ」と思ってカウンセリングを申し込んでしまいそうです。手法の違いは、相談内容で区別するものではないんですよね。それを体験できたのは良い経験でした。

「自分にしっくりくる、納得する言葉」を自分の中から出す

(藤田)一連の体験を通じての感想を教えてください

(相談者さま)「ネガティブな感情を自分で対処できるようになった」ことに、自分がちゃんと気づけたっていうのは大きいかなと思ってます。
あとは、さまざまな場面での言語化ですね。カウンセラーの方とのやり取りで、「自分にしっくりくる、納得する言葉を、自分の中から出してください」というの何度も言われたんですね。自分の気持ち、体の状態を知るためには、口に出して言語化するのって大切なんだと学びました。今の私の状態ってどういう状態なんだろうっていうのを、ちゃんと自分で俯瞰して見て、言語化するスキルも身につきました。その結果、例えば、こういう行動をすれば自分がリフレッシュできる、なんていう息抜きの方法なんかも見つけることができました。

(藤田)言語化の部分は、良い質問から良いやりとりをされたんですね。その他、印象に残っている質問はありますか?

(相談者さん)そうですね。印象に残っている質問は結構ありますね。

  • 5年先、どうなっていたいか?

  • 制約条件がなかった場合の「自分の理想」は何か?

  • 自分は、どういうことをやりたいんだ?

  • さまざまな価値観を見てみましょう(価値観マップ)

とかですかね。
質問自体もそうですが、質問を通じて自分の内省が進んでいくのがわかるんですね。それがとても心地よかったです。自分はどういうものにアンテナを張ってるのかをメインに考えながら、内省が進むにつれて自分が蓋をしている部分が見つかるんです。その蓋をしている部分をどんどん見つけていく感じです。

同時に、今までのキャリア上の経験を振り返って、状況と気持ちを確認していくと、自分が蓋をしていたものが紐づいてくるんです。結局それって共通していて、大事にしてる価値観とも紐づいてくる。
最後にやりたくないことがわかってきて、やりたくないことって何だろうっていうのを整理してました。

(藤田)モヤモヤの言語化から、ご自身の価値観、「蓋をしていたもの」まで、約6か月に渡るセッションで多くの気づき、学びを得られたようで、とても嬉しいです。引き続き、Smart相談室のご活用をお待ちしております。


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