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【入社エントリ】Smart相談室を広めることで、いまより良い社会に

 こんにちは!すでに何度かnoteには登場していますが、Smart相談室で広報を担当している宮田と申します。みやっちゃんと呼ばれています。
音楽、お笑い、バレーボール、映画などなど、とにかく趣味が多く、いわゆる「推し活」に全力を注いで生きている人間です。

15年以上追いかけているバンドのライブ(写真撮影OKの時間のものです)

 早いもので入社から半年以上経ちました。あっという間の8か月間でしたが、これまでを振り返りながら、入社エントリを書いてみようと思います。お手柔らかに、お付き合いください。


当たり前のことを当たり前にやる

 私は、熊本の田んぼと民家に囲まれた田舎で高校時代までを過ごしました。なかでも中学時代の経験は、今の私をつくりあげているように思います。新設の中高一貫校の一期生として入学した中学校は自然学習を重んじる学校で、定期的にキャンプや山登りが開催されていました。火起こしやロープの結び方、地図の書き方や木の見分け方、さらには2泊3日の無人島生活など、普通の学校ではできないような体験をたくさんさせてもらい、文字通り「生きる力」を鍛えられました。

自作の竿で魚を釣り、カメノテという貝を岩から剥ぎ取り、サワガニを追いかけて食料調達をした経験が今後活きるとは思っていませんが…、今になると「予測不能ななかでも柔軟にうまく環境に対応する」という力がこれらの経験によって養われて、今でも役立っているのではないかと感じることもあります。

 それと同時に、中学時代は硬式テニス部の活動に全力を注いでいました。一期生なので先輩もおらず、のびのびと活動できるかと思いきや、昭和からタイムリープしてきたのかというくらい口も柄も悪い顧問に恵まれ(※いい先生です)、真っ黒に日焼けしながら厳しい練習を日々こなしていました。試合では負けても怒られ勝っても怒られ、当時は大変でしたが、今ではいい思い出です。

よく練習していた公園

そのなかで顧問から口酸っぱく言われていたのは「当たり前のことを当たり前にやりなさい」ということでした。テニスはミスをしないほうが勝つスポーツです。どんなに鋭い球を打てても、ミスをしていたら勝てません。「ファーストサーブを外したら、セカンドサーブは入れる」「味方の球が浅くなったらストレートを守る」など、セオリーを守りながら、ミスをしないほうが勝つというのを日々教えられてきました。
この「当たり前のことを当たり前にやる」というのは、その頃からずっと私の軸になっています。

出版不況くそくらえ。そしてPRとの出会い

 大学3年生になり、いよいよ就活だと考えたとき、幼い頃からずっと好きだった“本”に貢献したいと感じ、出版業界を志しました。物心ついたころから本が身近にあった私にとって、世間から「出版不況」と言われていることに、本当にムカついていました。同時に、「いい本をつくれば売れる」時代からの過渡期で、出版社の努力次第ではまだまだ売れるのではないかという気持ちもありました。

 「出版不況くそくらえ」との想いから、営業や宣伝として本を広げていくことに取り組みたいと考えていたとき、ちょうど『ルビンの壺が割れた』という本が、読者を巻き込んだプロモーションの力で大ヒットし、店頭を席巻していました。

そして『進む、書籍PR!』という本に出会います。『おやすみロジャー』など数々のベストセラーをつくってきた奥村知花さんが書かれた本で、ここで私はPR=Public Relationsというものに初めて触れました。

これだ!と感じた私は、出版社の宣伝・PR職を受けまくり、幸いなことにある出版社に就職することができました。営業としてキャリアをスタートし、その後広報担当となり、毎月5〜10点発売される新刊を中心に、売るためであればとにかくなんでもかんでもやるという精神で取り組んでいました。広報業務のなかで著者さんと関わることも多く、みなさん本当に素晴らしい方ばかりで、その想いを広く世に届ける仕事はとてもやりがいがありました。

 しかし同時に、PRについての勉強もしていた私の興味は「人や会社の想いを広く世に届け、社会の空気をつくっていくこと」に移り変わっていきました。冒頭で「推し活」が趣味と書きましたが、広報は仕事でも「推し活」をしているようなものです。「私は自分が広めたいものを、応援すること、世に届けていくことが好きなんだ」と感じるようになり、じっくりひとつのものを応援し、時間をかけて世に届けてみたいと、転職を考え始めました。

Smart相談室との出会い

 Smart相談室を知ったのは、Wantedlyでスカウトをもらったことがきっかけです。当時、いろんな理由からメンタル不調に陥り、休職・離職してしまう人が周りに出ていたことから、「ただ楽しく働きたいだけなのに、休まないといけなくなるのはもったいないなぁ」と感じていたので興味を持ち、カジュアル面談をさせていただきました。

サービスを知るほど、「こんなものがあったんだ!」「メンタル不調を予防するために何ができるかという視点では考えたことがなかったな」と、目からウロコな気持ちになりました。後輩がしんどそうでも、私にできることは少ないです。話は聞けるし仕事も手伝えるけど、それ以上はなにもできませんし、私が気づくような段階では、もう個人にできることは限られていると感じていました。そんなとき、このサービスがあれば、少しはなにか変わったのかもしれないと思いました。

 そして同時に「このサービスが広まる社会は、きっと今より良い社会だろうな」と感じました。世に広めていくうえで、私が心から共感でき、広めたいと感じることができるかはとても重要でした。カウンセリングやコーチングに気軽にアクセスできる環境があること、その重要性が社会に浸透していることは、より良い社会の実現のために必要だと思いましたし、やりがいがあるだろうと感じたので選考に進ませていただき、幸運にもこ゚縁をいただくことができました。

 内定をいただく際に「素直さ」を評価いただいたのが、今でもとても印象に残っています。これまでの経験やスキルのことをフィードバックをいただくのだろうと思っていたのに、最初に「素直さ」が出てきて少しびっくりしました。思い返すと、選考のなかでも「そのままの私」を受け入れていただいていることが感じられ、入社してからも組織として「素直さ」を重視していることを日々感じています。

特に自分の素直な感情を伝えるときに「お気持ち」という言葉をよく使うのですが、それだけで素直な気持ちを伝えやすくなっているなと感じています。言葉って偉大ですね。

「私の成長」と「組織の成長」を一致させながら働く

 入社してはや半年が経ちましたが、個人としては、半年とは思えないほどたくさんの経験をさせていただいています。toCイベントの開催とまさかのテレビ初出演、ラジオのパーソナリティ、イベントの運営、目指す世界観の設定や危機管理体制への取り組みなど、これまで経験してこなかったたくさんのことに挑戦する機会をいただいており、ほどよいストレスを感じながら、成長している感覚を得ています。

テレビに初めてでました。すごい経験

 そしてSmart相談室にはいろんなプロフェッショナルの方がいます。みなさん快く協力をしてくれて、広報としては大変ありがたい環境です。所属しているカウンセラー・コーチのみなさんももちろんですが、社員も各々の領域で専門性を発揮しながら、「Smart相談室」をさらに良くしよう、さらに広げようと一丸となって取り組んでいると感じています。みんな想いが同じだからこそ、スピード感を持って、ユーザーファーストなサービスを開発、運営できているんだなと思います。

 もちろん大変なこともありますが、「健康的選択」というバリューと柔軟な働き方を活用して、みなさん自分らしく働いています。理由に関わらず「休みます」と言いやすい環境ですし、副業をしている方も多いです。

仕事柄、CEOの藤田さんのお話を聞く機会も多いのですが、よく「社員が自分で選べるようにしておきたい」とおっしゃっていて、社員を「個人」として大切にしてくれているんだな〜と感じますし、『働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる』というミッションを、Smart相談室のなかでも体現しようとしていると思います。私自身も、ちゃんと「私の成長」と「組織の成長」を一致させながら働けています。より「組織の成長」に貢献できるよう頑張っていきたいです。

みんなの力を借りながら、少しでもよい社会に

 Smart相談室は設立4年のスタートアップ。もちろん変化の速度は早く、幅は広いです。私としても、まだまだたくさんやれること、やりたいことがあります。

しかし私は、私一人だけいても仕事ができません。サービスを作ってくれる人がいて、売ってくれる人がいて、対人支援を提供してくれる人がいるから、広報としてSmart相談室を伝えていくことができます。メンバーのみなさんには本当に感謝していますし、これからもたくさんお世話になります。よろしくお願いします。

そして、自分自身もスキルアップをしながらとにかく手を動かし、すべての活動を通して、「Smart相談室を広めることで、少しでも良い社会に」という想いを実現していきます。


◼️Smart相談室へのお問い合わせ・取材依頼は以下よりご連絡ください。
・お問い合わせフォーム:https://smart-sou.co.jp/contact
・メールアドレス:pr@smart-sou.co.jp


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